作品解説
1997年3月15日に劇場公開されたアニメ『フランダースの犬』の劇場版。
前年公開のブラック・ジャックを原作とした『BLACK JACK』に端を発した、松竹主導のテレビアニメの映画化リメイク企画の一環として製作された。製作は原典と同じく日本アニメーション。
内容はおおむね原作アニメと同じだが、後日談と言う側面もあり大人になりシスターとなったヒロインのアロアが自分の少女時代を回想するものとなっている。エンディングテーマ(主題歌)の歌詞はアロアによるエピローグになっている。これはテレビシリーズのラスト以降、アロアの描写がおざなりだった事への反省が込められているという。
声優もテレビ版から全員交代している。
登場人物
- ネロ(CV:津村まこと)
- アロア(CV:丹下桜(少女期)/鈴木保奈美(大人))
- ジェハン(CV:八木光生)
- コゼツ(CV:山本圭)
- エリーナ(CV:岡江久美子)
- ハンス(CV:平野正人)
- ジョルジュ(CV:亀井芳子(少年期)/森川智之(大人))
- ポール(CV:渕崎ゆり子(少年期)/鳥海勝美(大人))
- アンソール(CV:富田耕生)
- ミレーヌ(CV:八木亜希子)
- アイク(CV:露木茂)※原作アニメにおけるヘンドリック・レイの役回り。
- ステファン(CV:安達忍)
- ジェスタフ(CV:峰恵研)
- ジェスタフ夫人(CV:竹口安芸子)
- ホランド(CV:名取幸政)
- ヘルモンド(CV:城山堅)
- ネロの母(CV:佐々木優子)
- 審査員(CV:大山高男、松尾貴史、伊集院光)
- 画材店店主(CV:緒方賢一)