概要
1988年に「加賀電子株式会社」の子会社として株式会社ナグザットが設立。家庭用ゲーム事業を手掛けていた。
由来は加賀電子がアメリカに設立した現地法人会社兼ブランド名の「TAXAN」で、タイトーから発売されたファミリーコンピュータ用ソフト『BURAI FIGHTER(無頼戦士)』などを開発。日本ではそのアルファベットを引っ繰り返した「naxat(ナグザット)」として、他社ゲームの移植のみならず自社ブランド販売でPCエンジン用スプリガンシリーズなどを発売した。
1998年に「加賀テック株式会社」に社名変更。社名変更後も「naxat」のブランド名は使用されていた(ナグザット時代は「naxat soft」)が、2005年の加賀電子の事業再編に伴い、同じ加賀電子子会社である「株式会社デジタル・ゲイン(後の加賀クリエイト)」へゲーム事業を移管した。
だが、その加賀クリエイトも2015年12月31日を以って解散。加賀電子は家庭用ゲーム事業から撤退した。
版権の一部は「株式会社エンターグラム」に移譲されているが、それ以外は不明。
主なソフト
※あいうえお順
ナグザット名義(naxat soft)
精霊戦士スプリガン、スプリガンmark2、スプリガンパワード
山村美紗サスペンス 金盞花京絵皿殺人事件
加賀テック名義(naxat)
本格プロ麻雀シリーズ