概要
- ランク:C~A++
- 種別:-
- レンジ:-
ヘラクレスが生前に踏破した十二の難行の偉業を具現する宝具。
「十二の試練」と引き替えに手にした「試練をねじ伏せた証」の数々であり、「生前成し遂げた偉業の象徴」を宝具として具現化させ、己が武器として“使い潰す”事ができる。
アルケイデスの高い能力も相俟って、あらゆる状況への対応を可能にし、高い汎用性がある。特に後述する「神獣の裘」はギルガメッシュであったとしても突破するのは至難の業。
欠点として、ねじ伏せて使っている状態なので、魔力の消費が通常の数倍に及ぶ。
一覧
神獣の裘
文明の利器ならばどんな刃も貫くことが叶わなかったと言われる、ネメアの化け獅子の毛皮。生前鎧代わりに愛用したことでも知られ、人の手による道具によるダメージの一切を遮断するチート防御。「王の財宝」にとって天敵ともいえる性能で、攻撃を通すにはかつての大英雄相手にステゴロもしくは神造兵装等で挑みかからなければならない。ただし道具を無効化するのは毛皮だけなので覆ってない部分を狙うことで無視することは一応可能。
戦神の軍帯
生前殺めたアマゾネスの女王が持っていた、纏えば戦神アレスの神気を身に宿すことが出来る帯。怨敵由来の力なので、神気は引き出しても体に取り込むまではしていない。
ステュムパリデスの怪鳥
アレスのペットが害獣化した、青銅の体を持つ人食い鳥。射掛けた矢を触媒に具現化させ、ホーミングミサイルの様に敵に殺到させる。
冥府の魔犬
成獣の象にも匹敵する巨躯の三頭犬を召喚してけしかける。なお、基本的にアルケイデスの支配下にあるが、ハデスの系統であるために、ペイルライダーによる干渉を受けると、その限りではなくなるうえ、時には元の持ち主ですら危惧する程厄介な相乗効果を起こしてしまう事も。
ヒュドラの毒
通常攻撃や宝具発動時に矢尻に塗って使用する。
ディオメデスの妖馬
トラキア王ディオメデスから奪った4頭の人食い馬。
ケイローンの不死性
「エリュマントスの猪」にて得た能力。「十二の試練」の代替として一度だけ使えるが、ケイローンだけでなく自身もが生前味わったヒュドラ毒に永続的に蝕まれ、霊基が徐々に摩耗していく欠点がある。