もしかして ⇒ 命の鐘の十常寺?
概要
正史では、張譲・趙忠を筆頭とする夏惲・郭勝・孫璋・畢嵐・栗嵩・段珪・高望・張恭・韓悝・宋典の宦官達のことを十常侍(12人だが)と呼ばれていた。
三国志演義では、張譲・趙忠・夏惲・郭勝・段珪の他、蹇碩・曹節・侯覧・程曠・封諝の10人が十常侍として登場する。
党錮の禁など幾多の政争に勝利するなどして絶大な権勢を手にし、張譲と趙忠に至っては霊帝に「わが父、わが母」とまで呼ばれるほど寵愛された。
だが、十常侍とその親族達はその権勢を濫用して朝廷を腐敗させて民達を苦しませていた。その後、大将軍・何進と対立し、何進を暗殺するものの激怒した袁紹らによって十常侍ら関係者をほとんど皆殺しにされた。