概要
2019年7月から同年9月にかけてAT-Xと九州朝日放送で放送された短編アニメ作品。また、1ヶ月遅れながらtvkでも放送されている。
所謂ご当地アニメであり、博多(をモチーフにした町)を舞台に、博多名産の食べ物を紹介していく。
1話5分で計12話。
「博多のようで博多でないどこかの商店街」を舞台に食べ物の妖精達の日常を描く。
世界観的にはそれいけ!アンパンマンやおでんくんに近く、一見するとその絵柄もあって幼児向けのような印象を受けるが、シュールだったり投げっぱなしのホラーオチなども散見され、見た目によらずその狂気を孕んだ作風は大人も楽しめるものとなっている。
登場キャラ
・ぴりからこちゃん CV:河野ひより
本作の主人公。
その名の通り明太子の妖精。
無邪気で天真爛漫な女の子。
いつも商店街中を忙しく駆け回っている。
興奮するとソウスケおじさんを抱えてその口からめんたいスプラッシュを炸裂させる。
・ソウスケおじさん CV:緒方賢一
ぴりからこちゃんの頭に乗っている意思を持った明太子。
博多弁で話す。
めんたいスプラッシュの際には巨大化する。
・バランくん CV:堀江瞬
バランの妖精でぴりからこちゃんの友達。
見た目はまんま手が生えたバランそのもの。
仕切りたがりだが、ペラペラなので簡単に飛ばされてしまう。
・あまおう CV:大和田仁美
苺の妖精でぴりからこちゃんの友達。
顔の付いた苺がふわふわと宙に浮いているかのような姿が特徴。
常に3つ一組で行動しているが、その内の一個が後述する兄弟と入れ替わってしまったこともある。
生まれ故郷の「あまおうランド」には数えきれないほどの兄弟が沢山いる。
・もつ鍋おやじ CV:茶風林
もつ鍋の妖精。
見た目は頭にもつ鍋を載せたおじさんというなんともシンプルだがインパクト抜群なもの。
こちらも博多弁で喋り、怒るなどで興奮すると頭上のもつ鍋が沸騰する。
・マヤ(画像左側) CV:内田真礼
数少ない人間。
商店街のとあるカフェのアルバイト。
噂好きで情報網は広い。
・キャビアくん CV:藤原夏海
キャビアの妖精。
頭髪がキャビアになっている。
お金持ちキャラで、庶民を下に見ているかのような言動が多いが、ぴりからこちゃん達に振り回されたり、探し物を手伝ってくれることもあるなど、憎めない人物。
本名は物凄く長く誰にも呼んでもらえない。
・しつじ CV:宮田浩徳
キャビアくんの付き人。
博多の食べ物については非常に博識。
・小春おばあちゃん CV:大井麻利衣
ぴりからこちゃんと共に暮らしている「おそうざいや」の店主。