『ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア』のクラスのひとつ。
英語では「Thaumaturge」。ロール(役割)は、「DPS(アタッカー)」。
破壊的性格の強い魔法「呪術」を操る。
元は葬送の儀式から発達した魔法体系であり、「死」と密接な繋がりを持つ。
魔法の触媒となる呪具には骨や角が用いられており、ともすれば怪しく薄暗い印象を与える。
最大の特徴として、「MPの自己管理」が求められる。
炎系魔法「ファイア」は破壊力が大きい一方、MPの消費が高い上に回復しない。
氷系魔法「ブリザド」は威力が低いが、発動中はMPが自動的に回復していく。
二つの属性を詠唱する事により得られる状態「アストラルファイア」と「アンブラルブリザード」を「トランス」で切り替えながら、継続ダメージを与える「サンダー」を併用しつつ、出来るだけ威力の高い魔法を最大効率で叩き込むのが呪術士の戦い方である。
ただし攻撃力は高い一方で即時発動できる魔法がなく、「移動しながら攻撃する」事には向いていない。
トランスによる状態チェンジのタイミングなど操作にも癖があり、上級者向けと言われている。
またMPの枯渇は死活問題である為、呪術士ギルドではMPを回復できるエーテルを欠かさず持つようアドバイスされる。
Lv30になるとジョブクエストが発生。上位ジョブ「黒魔道士」が解禁される。
呪術士ギルドはウルダハのアルダネス聖櫃堂に併設されている。
ナルザル教団の支配下にある寺院であり、双子神ナルザルのうち、死後の世界を司るザル神を祀っている。
現在のギルドマスターはララフェルのココブキ・ロロブキ。4人の弟(ココビゴ、ココバニ、ココベジ、ココボハ)と共に運営にあたる。
ちなみに末っ子のココブシは魔法の素養がなく、これに悩んだ彼が取ったある行動が、呪術士のクラスクエストに大きく関わってくる。
『紅蓮のリベレーター』では、終盤に呪術士ギルドから選抜された呪術士達が参戦。
アラミゴ王宮城門の巨大扉を炎系魔法で攻撃。直後に氷系魔法で急速冷却し、脆くなった所で砲撃部隊の斉射により、扉を見事に破壊。籠城を切り崩す一手となった。