概要
『キン肉マン』に登場する超人カナディアンマン・スペシャルマンの二人に対する通称(蔑称)。
『夢の超人タッグ編』において、両者はタッグチーム「ビッグ・ボンバーズ」を結成し超人タッグトーナメントにエントリーする。しかし、突如乱入した「はぐれ悪魔超人コンビ」のアシュラマンからの挑発を受け、憤慨した二人は周りの制止を聞かず襲いかかるがあっさりと受け流された挙句、彼らの必殺技「地獄のコンビネーション」を喰らい撃沈。正式な試合を組まれることなく退場することになった。
この出来事もあり、続編『キン肉マンⅡ世』では、その後各々が祖国に帰省した際は周囲から「国辱」と強く非難され、物を投げつけられたり自身の経営するジムを破壊されたりと散々な目にあったことが語られた。
総評
前述の悪魔超人との戦いでの醜態もさることながら、カナディアンマンに関しては過去に命を賭して闘うキン肉マンに対して暴言を吐き捨てたこともあり、読者の中では以前から悪評を買っていた。
一方、スペシャルマン自身は超人オリンピックにおいて同郷の友人テリーマンを叱咤激励するなどの人格者の一面を見せており、「国辱」のレッテルはカナディアンマンとコンビを組んだために彼と同類視された、いわば被害者であるとして一部読者から同情を買っていた。
・・・が、キン肉マンⅡ世『究極の超人タッグ編』においては、キン肉万太郎のパートナー・キン肉マングレートⅢの正体が人間であることを知り、卑劣にも超人委員会に告げ口しタッグトーナメント出場権を得ようと目論むカナディアンマンの強行さに押されてしまい、彼を制止できなかった。
新シリーズオメガ・ケンタウリの六鎗客では汚名に挽回しようと健闘している。なので国辱超人と揶揄せず暖かく見守って欲しい。