国道19号
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こくどうじゅうきゅうごう
国道19号線は、名古屋市熱田区を起点とし、長野県長野市まで至る国道である。
名古屋市熱田区(熱田神宮前)を起点とし、長野県長野市を終点とする国道(いわゆる2桁国道)である。
おおむね中央西線・篠ノ井線に並行しており、中山道ともかなりの区間重複するが、中山道は恵那市以西で山の尾根道同然の険しいルートを通り、太田宿(美濃太田駅近辺)から岐阜市方面へ抜けるのに対し、先に出来た鉄道(中央西線)ともども多少なりとも輸送の楽な下街道(したかいどう)に沿っている。
車線数
名古屋市~春日井市中心部は片側3車線(計6車線)の区間が多く、それ以東も瑞浪市内までは片側2車線はある。
途中まだ片側1車線の区間があるものの、中津川市まではかなりの区間が片側2車線以上である。
長野県内、木曽路区間は人口が少ないこともあって片側1車線の区間ばかりだが、この区間は中央自動車道(恵那山トンネル)の迂回ルートであり、割増料金を取られる恵那山区間を回避するため(あるいはタンクローリーなど車種によってはそもそも通行不可)、大型トラックが高速道路ばりに飛ばして走る。そのため通称「木曽高速」とすら呼ばれる。「木曽高速」区間の制限速度は50km/hだが、信号停車なども含めた実際の平均速度は55km/hである。
このため人口が少ないにもかかわらず自動車通行量はかなり多く、過疎地なのに大手コンビニが24時間営業できてしまうなどある意味別世界である。
しかしこの道の線形はかなり悪く、実際にはトラックのような速度での運転は(違反はともかくとして)並のドライバーの技量ではそもそも難しい。
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