概要
阪神タイガースの本拠地でお馴染みの甲子園球場もこの国道沿いである。
更に兵庫県区間は、阪神高速3号神戸線の下を走っており、片側3車線の快適道路である。
だが、ほぼ全区間に亘って40km/h制限となっているので要注意。兵庫県内では「市内全域」の副標(基本的に40km/h標識とセット)が付いていたが、現在は「環境対策」に変わっている。
開通当初は片側5車線・50km/h制限だったが騒音等の環境問題で現在の姿となった。
戦前から大阪~神戸間のアクセス路線として機能していた「第一阪神国道」(国道2号)が周辺市街地や阪神工業地帯の拡大に伴う交通量の増加に対応するため、戦後の1946年(昭和21年)に「第二阪神国道」として整備したのが始まりである。
1953年(昭和28年)9月に二級国道173号(大阪市~神戸市)として指定されるも、国道としての重要性が高まった事により1958年(昭和33年)9月に一級国道への昇格で一級国道43号に昇格した。1965年(昭和40年)4月に一級・二級の区別が無くなり、一般国道43号となり現在に至る。
(二級国道173号は一時期欠番となったが、1963年(昭和38年)4月に兵庫県川西市と京都府瑞穂町を結ぶ路線が新規に再指定され、現在の一般国道173号として指定されている。)