在りし世のドーセット沿岸(ドゥリア・アンティクィオル)
- ランク:B
- 種別:対軍宝具
- レンジ:40
- 最大捕捉:50人
「ジュラ紀までぶっ飛ばす!」
「荒涼たるブラックベイに積もりし悠久の果て。在りし世の名残、失われた連鎖の環をここに身顕す!……ようこそ、ジュラシック・コーストへ!」
古生物を模した使い魔たちを召喚し、敵めがけて一斉に解き放つ。本当は固有結界でジュラ紀の海を再現するような格好いい宝具が理想だったのだが、彼女の英霊としての格ではこれが限界だった。
馳せ参じる面々は首長竜プレシオサウルス、魚竜イクチオサウルス、翼竜ディモルフォドン、蛇石アンモナイト、矢石ベレムナイト、そして実家の愛犬トレイ。
いずれも生前、ゆかりの深かったものたちである。
なお、レア演出としてトレイが極端にデフォルメされた状態(リヨ氏が描いた犬耳がついたかまぼこのような姿)で召喚される事がある。
元ネタは絵画「Duria Antiquior - A More Ancient Dorset」。
メアリーの友人で地質学者でもあったヘンリー・デ・ラ・ビーチが描いた、ドーセット海岸で生きる古代生物の想像図である。
メアリーはこの頃貧乏暮らしをしており、それを案じたヘンリーが生活資金の足しになればと描いたもの。