「現世にいるときゃ嫌われ者、地獄に落ちてはあぶれ者。あまりのワルに手を焼いた閻魔大王が地獄の用心棒に召し抱えた、〝地獄童子〟とは俺のことだ!」
概要
CV:堀川りょう
『ゲゲゲの鬼太郎』に登場するキャラクター。
といっても水木しげる本人の筆によるものではない番外作品『最新版ゲゲゲの鬼太郎』を初出とするキャラクターであり、のちにテレビアニメ第3期の最終章となる『ゲゲゲの鬼太郎 地獄編』にも登場した。
武器は首に巻いている長いエリマキ。恋人に幽子がいる。
最新版ゲゲゲの鬼太郎
夜行さんによると、亡者でありながら地獄に落ちても「生の力」が強く生き生きとしていたため、特別に地獄で働くことを認められた。
諸事情で地獄に来た鬼太郎と一度は対立するも、すぐに和解。何度か共闘するが、最後は妖怪・水ころがしの罠にかかりニセ鬼太郎のごとく溶かされてしまう。
その正体は一切不明だが、髪の毛針を使ったことから鬼太郎と同じ幽霊族(霊類)の血を引く者と推察された。
3期鬼太郎
閻魔大王の従者兼用心棒として地獄で働く少年で、鬼太郎と同じ半妖怪。キザで皮肉屋だが根は鬼太郎と同様、正義感の持ち主。
幽子を人質にされ、やむなく鬼太郎と戦ったが、重傷を負った際に「同じ半妖怪だから」という理由で鬼太郎の血を輸血され命を拾い、聖剣・天叢雲剣の力で地獄界・天上界・人間界を支配せんとたくらむぬらりひょんと戦う鬼太郎に手を貸した。
後日談的な内容のスーパーファミコン用ゲーム『復活!天魔大王』では1999年の地獄童子が1993年の世界から来た鬼太郎と共に戦うが、終盤で鬼太郎を元の世界に帰すため、追いすがる敵妖怪を足止めし、エンディングが終わった後その敵に敗れ、肉体を乗っ取られたことを示唆する演出が入ってゲームが終わってしまう。
まぁ、普通に考えれば1999年の鬼太郎と仲間たちがその後地獄童子を元に戻したことは言うまでもないだろうが……。