ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

大正デモクラシー

たいしょうでもくらしー

大正デモクラシー(たいしょうデモクラシー)とは、日本で1910年代から1920年代にかけて起こった、政治・社会・文化の各方面における民本主義の発展、大衆の自由を求める自由主義的な運動、風潮、思想の総称である。
目次 [非表示]

概要編集

大正デモクラシー(たいしょうデモクラシー)とは、日本で1910年代から1920年代(概ね大正年間)にかけて起こった、政治社会文化の各方面における民本主義の発展、大衆自由を求める自由主義的な運動、風潮、思想の総称である。


日本国内では都市化・工業化の進展とともに労働者階級(無産階級=プロレタリアート)が広がるとともに新中流階級(サラリーマン)が発生し、従来の藩閥政治に代わって政党政治が定着することになる。この時代に広まった自由主義的風潮は、後の時代に「大正デモクラシー」と呼ばれる。


第一次世界大戦中の大正7年(1918年)には、業者の買い占めにより米価高騰が激化し、全国で暴動に発展する(米騒動)。さらに戦後恐慌で労働者の生活が苦しくなったため労働争議も頻発した。しかし、当時は労働組合法もなく、労働者の争議権も認められていなかった。


当時は納税額により参政権が限定される制限選挙であったが、明治の末年から無産階級に参政権の開放を求める普通選挙権運動が盛んになり、1925年(大正14年)に普通選挙法が可決成立。1928年(昭和3年)から25歳以上男子普通選挙が実現した。同時に女性参政権運動も起こるが、実現は第二次世界大戦後の第22回衆議院議員総選挙に持ち越されることになる。


終わる時期は定かではないが関東大震災治安維持法制定、満州事変あたりなどとされる。


関連タグ編集

大正 大正時代

大正浪漫 米騒動 民主主義


外部リンク編集

大正デモクラシー(Wikipedia)

関連記事

親記事

大正 たいしょう

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 35

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました