概要
『ペルソナ2罪・罰』のデメテール
後光がさす大人の女性の姿をしている。
『ペルソナ2罪』では三科栄吉の専用ペルソナ「DEATHハーデス」とペルソナトークがある。
『真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY』のデメテル
CV:門脇舞以
あどけない少女のような姿をしており、豊穣神の性格を現すように麦の穂とコルヌ・コピア(豊穣の角)を手に持つ。口癖は「ハーベスト」(「エクセレント(素晴らしい)」という意味で使用しているらしい)。他にも種籾や稲穂などに相手を例える言い回しも用いる。
デメテルは「実り」を探してシュバルツバースを旅しており、その目的は「人々から飢えと争いをなくし、豊穣を与えること」である。
作中、セクター・ボーティーズにおいて主人公がアレックスに殺される様を目撃したことから、残った霊を回収して主人公を蘇生させ、「嘆きの胎」に封じられる悪魔から力を獲得してアレックスに対抗できるだけの力を確立するよう助言する。
そして、主人公が嘆きの胎の探索を進める中で獲得した「実り」を目にしたデメテルは、「実り」を集めてくれるように依頼する。
主人公に協力的な態度を見せるデメテルであるが、彼女の弟であるゼウスからは「自らとは霊が異なり、何を考えているのかわからない」と主人公に警告してくる。
物語の終盤、デメテルが探し求める「実り」の正体が「第5の宇宙卵」だと判明する。
「第5の宇宙卵」はロウ(秩序)の地球意思である三賢人たちがメムアレフによって奪われた力そのものであり、三賢人は宇宙卵を取り返して本来の力を獲得するため、デメテルに「実り」集めの旅をさせていた。
新EDに繋がるいずれのルートでも、デメテルはアレックスから主人公に託された「第3の実り」を含むすべての宇宙卵の欠片を奪い去り、三賢人を本来の姿である神霊シェキナーに仕立ててしまう。
だが、三賢人が目指す法と秩序の世界を阻まんとする主人公たちは本拠である「十天への至」に乗り込み、神霊シェキナーと最後の戦いを繰り広げる。主人公の猛攻の前に追いつめられたシェキナーは、デメテルを呼び出すと彼女の全ての豊穣の力、命を使って自分を回復させるように命令する。躊躇しながらもシェキナーに「エレウシスの実り」を発動したデメテルは全ての力を失い消滅する。
『真・女神転生Ⅴ』のデメテル
今作でも種族「女神」の悪魔として登場。
DSJのイベントに使われた「エレウシスの実り」が専用スキルとなっており、効果は「味方全体のHPを、最大HPの上限を超えて全回復する」というもの。
魔界ダアトを実りある豊かな地にすることを望んでおり、その障害となる魔王ベルフェゴールの討伐を主人公に依頼する(サブクエスト「天王洲の魔王」)。
その後も主人公に協力を求めてくるが、何かを隠しているような、後ろめたそうなそぶりを見せるようになる。
主人公を「黄金の稲穂」に例え、今後も強く逞しく成長する事を期待していたが、その目的は主人公を利用した後、弟である魔神ゼウスがナホビノとなるための半身の代わりにするというものだった(主人公はアオガミがナホビノとなるための半身だが、牛神の系譜の神と相性が良いらしく、魔神バアルにも半身の代わりとして狙われた)。
ゼウスが至高天の王座に就けば実りある理想世界を実現できると考えていたものの、主人公に更なる理想世界実現の可能性を垣間見た為に土壇場になって主人公にこれまでの企みを正直に告白し(なお主人公は利用されている事にとっくに気付いていた)、主人公の仲魔となってゼウスと対立する。