学園一無能だと蔑まれていた男がキレたらヤバいという事がバレた
ばれたけっか
学園一無能だと蔑まれていた男が”キレたらヤバい”という事がバレた結果…文字数の制限により一部略している。
「この世界にはどうやら、アクマと呼ばれる存在がいるらしい」
人の姿をしたアクマに対抗するべく、とある孤島に設立された学園。その学園には超能力(スキルや魔術とも呼ぶが、この記事では超能力で統一する)を持つ人間が集められており、卒業者には莫大な報酬が与えられる。そんな学園で主人公:又理五月は………
又理五月
今作の主人公。物語序盤では無能と呼ばれていた。ある理由で超能力を存分に発揮することが出来ないから。自分を変えることを目的にこの学園に入学したが、ある出来事をきっかけにそれとは別の大きな目標を抱く。
早乙女シロ
物語で苗字呼びされている場面は一切ない。(本人の独白で苗字は明かされた)誰にでも誇れる自分になるために学園に入学した。又理五月に隠れていたが、彼女も超能力が扱えない落ちこぼれであり、悪質なストーカーに目をつけられてしまう。そこを彼に助けてもらい深く関わっていく。
超能力:色欲
古明地こいし
超能力:ナイフ技術の強化
無能と呼ばれている又理五月にも明るく接する、転校してきた愛想の良い少女。物語序盤でアクマによって命を落とされてしまう。
以下の人物はネタバレになり得ます!!!!未視聴の方は閲覧非推奨
ムイ
超能力:年齢操作
本作のアクマのうちの一人。気に入った相手のみという厳しい発動条件ではあるが、対象が触れる(自身から触れても相手から触れられても良い)ことで自身が望む年齢の姿に無条件に変更する可能。極論、相手を産まれる前までの姿にすることで瞬殺できるが、条件的にもそれは不可能。
フランドール・スカーレット
超能力:強欲
七つの大罪のメンバーの一人。対象に手で触れる事で破壊する。本人曰く「殺すことで自分のモノにする」ということらしいが…
実の正体は強欲でもなく、強欲を騙っただけの人物
それを持っている人間は多くなく持っている人間は特別な人間として学園に招待されている。一般的に超常現象をただ引き起こすだけのものだが、感情を主とする超能力は効果が絶大である。以下では作中で登場した主なものを解説する。
憤怒
「……この俺を、激怒らせたな」
自身の怒りをエネルギー源とし、射出したり、身体能力の向上に使う。又理五月はそれを炎に変換し、不知火として扱った。自身に対しての怒り、アクマに対する怒り、など戦闘相手以外に対しての怒りをエネルギーとして扱うことも出来る。暴走状態に陥ると怒りに身を任せた殺戮マシン
となる。
傲慢
「誰も俺には勝てないし、勝てるわけがない。何故ならば……俺が頂点で最強だからだ」
自分が負けないと思っている相手には絶対に負けない超能力。エネルギーとして射出したりすることも不可能であり、一見すると強さは控えめに見えるが、そのような事をせずとも肉弾戦で沈められる程には強い。なぜなら最強だから。
銃撃されたとしても銃に負けると思わないのならば無傷である
暴食
「自分の欲に……忠実なだけだよ」
戦闘という食事がエネルギー源であり、光線として射出したりすることも可能。イアは雷として扱った。雑魚相手と戦うことでも多少の回復も出来るため下手な相手を寄越すことは彼女にとってはボーナスバルーンである。
色欲
「これが私の……超能力だったんだ」
接吻や抱擁など色欲を満たす行為がエネルギー源となる。シロは治癒として扱っていたが、攻撃的に変換することも可能ではあるはず。しかし本人の性格的に主に治癒、最大でも身体強化で扱われている。
怠惰
「この世界から悪が消えれば……何も考えなくていい。毎日のように怠惰な日々を過ごす事が出来る」
怠惰であることが条件となり、海の水を操りそれに降らす、岩を操り投擲する、など様々な芸当ができるが、真髄は生きることすら怠惰にさせること。初見相手には時間稼ぎをし続けていれば強制的に勝利という完全に初見殺しが可能。
嫉妬
「私は貴方に嫉妬してるの。その才能、そうしてその実力にね」
対象を羨むことが条件であるが、人類全員に対してリスペクトを持っている霊夢はその条件を完全に無視して発動できる。そしてその効果は模倣。相手が一番強かった時を模倣し続けることで自分vs最強の自分の戦いを擬似的に再現出来る。故に一般人相手なら引き分け以下には絶対にならない。相手が勝手に消耗していくので消化試合のようなものである。
人類に仇なす存在がアクマ。であり、こいしやシロに化けて登場したアクマやムイなどのアクマがいる。尚アクマは自分たちに関わる情報を外部に漏らそうとすると自動的に死亡する、言わば呪いが掛けられている。
……そう思われていた
以下ネタバレ注意。未視聴の方は閲覧非推奨
「アクマが人類の敵と言われたから。俺はお前を殺すんだよ」
アクマというのは、人間と別の種であったり、収斂進化した末のものであったり、その様なものでは断じてなく、七つの大罪の能力を冠する者たちのことを指し示していた。実力が異常であるが故に、危険だと判断され排除するために……
では、今までアクマだと思われていた人物達は何者か?
その答えは、本物のアクマを殺すための刺客
元々位の高かった超能力であったり、犯罪者であったりと…
尚、犯罪者達には爆弾が仕掛けられており、秘密を話すと死ぬという仕組みはそれによるものであった。
七つの大罪のメンバーはその事実を知らなかった。
たった一人を除いて…
「それは……政府が拾った少年だった。その少年を調べると超能力者であり、そして途轍もない力を持っていることが判明した」
「その超能力は……???」
「俺は……コードネーム『ルシファー』」
カバーストリーリー
学園島に集ったのは誰か?そう、能力者だけである。アクマ7人を殺すためにここまで事を大掛かりにする必要はあるのか?この世界の科学は超能力に匹敵すると言うのに?
…学園長も能力者であるため、真なる目的は彼女にも隠されていた。
大罪人がアクマである?いいや。もっと大人数、具体的に言うなら???がアクマである