概要
かつて、四国の移動手段であった宇高連絡船の接続駅として東京・大阪方面の優等列車や貨物列車が入線して賑わっていたが、瀬戸中央自動車道や瀬戸大橋線の一部である瀬戸大橋の開業により、四国の連絡口の使命を終え、現在は1時間に1本しか停車しないローカル駅になっている。
とはいえ宇野港の最寄り駅である事には変わりないため、同港から発着する「豊島~小豆島航路」と「直島航路」に対しては重要な連絡駅となっている。特に直島を主要会場のひとつとする瀬戸内国際芸術祭の時期においては、芸術祭会場への玄関口駅として大きな役割を果たしている。
駅構造
島式1面2線(頭端式)の地上駅。
直営駅(児島駅)の被管理駅で日中は主に2番乗り場から発着する。
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は1,309人である(岡山県統計書より)。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 1,203人 | 2,406人 |
2009年(平成21年)度 | 1,151人 | 2,302人 |
2010年(平成22年)度 | 1,198人 | 2,396人 |
2011年(平成23年)度 | 1,175人 | 2,350人 |
2012年(平成24年)度 | 1,175人 | 2,350人 |
2013年(平成25年)度 | 1,247人 | 2,494人 |
2014年(平成26年)度 | 1,188人 | 2,376人 |
2015年(平成27年)度 | 1,247人 | 2,494人 |
2016年(平成28年)度 | 1,290人 | 2,580人 |
2017年(平成29年)度 | 1,246人 | 2,492人 |
2018年(平成30年)度 | 1,233人 | 2,466人 |
2019年(令和元年)度 | 1,309人 | 2,618人 |
隣の駅
備前田井駅 ~ 宇野駅