概要
CV:ダリウス・マッカリー/吹:楠大典
実写版では、初代アニメで日本版のみの設定であった「副官(将校)」が日米共通となった。
踊りながら変形したり、音楽に精通している面では先代の副官の血を受け継いでいるが、覚えた言葉がスラング系な言葉ばかりなので先の日本版マイスターとは比べ物にならないくらい言葉遣いが汚い。だが、その気さくな言動や仕草からはあの頃の副官の姿がハッキリと見えてくるだろう。身軽さは戦闘にも活かされ、高機動力とアクロバティックな動きで白兵戦で敵を翻弄する。
武装は複合装備「クレッセントキャノン」と特殊磁力を発するクロー、映画未使用のデュアル・プラズママシンガン。
クレッセントキャノンは、シールドの他、本来なら近接武器に変形する(閲覧できない場合はこちら)予定であった。
また、大型のエネルギーキャノンや望遠刀なる謎の刀も予定されていた。
ポンティアック・ソルスティスに変形する。
有名すぎる戦死
ネットでは、彼の死に悲しむオプティマスの「オォゥ…ジャァズ…」という台詞が有名で、キャラクターが酷い目に遭った際は「オォゥ…●●●」と嘆き悲しむのがファンの間での通例になっている。
実写映画1作目におけるオートボット側唯一の戦死者となったその理由についてマイケル・ベイ監督は「一番死にそうにないから」と述べている。
なんて理不尽な…。
(どうしてこうならなかった・・・)
前日譚小説
邦訳版がハヤカワ文庫SFより出版の『GHOSTS OF YESTERDAY(ゴースト・オブ・イエスタデイ)』では、実写映画より以前の姿が描かれた。
相手が喋る隙を与えない程のマシンガントークが特徴で、全て言い切るまで止まらない。
戦闘だけでなく、人間の優秀なエンジニア十人以上の働きもこなす文武両道。
オプティマスの親友と言われている通り、親しげなシーンが垣間見える。
他のクルーとの関係も良好だが、もっぱらイジられ役。「(ジャズはひどくお喋りなので)さぞかし立派な斥侯になるだろうよ」と言われたり、「(斥侯云々が)聞こえているから(敢えて)言ってるんだ」とからかわれたりしている。ちょっぴりスネたりもする。
終いには、腕を掴まれて、ズルズルと引きずられながら回収される。
本編よりお茶目度マシマシだが、負けず劣らずの見せ場もある。
余談
- 『トランスフォーマープライム』では実写版のデザインから強く影響を受けた外見になっている。
- 実は要所要所で、バイザーを上げ下げしている姿が見受けられる。特にウィットウィッキー家の庭でのコントでは、アイアンハイドが主人公の父を殺そうとする際にすかさずこっそりとバイザーを下げている。また、ポスターやコンセプトアートでは、遠目でしか確認できなかったバイザーオフの顔がじっくりと拝める。
- 玩具ではバイザーの上げ下げ機能がついたものもある。
- 吹替を担当した楠氏は、『カーロボット』のブラックコンボイ、『ギャラクシーフォース』のギャラクシーコンボイなど、多くのコンボイ系を演じている。
関連イラスト
(最古シリーズ)