「これが俺の力だ…!俺はこの力で守る…友達をな!」
概要
名前 | ソニック・ザ・ヘッジホッグ |
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別名 | ブルーデビル |
ブルージャスティス(自称) | |
種族 | ハリネズミ |
性別 | オス |
身長 | 91.4cm(約3フィート) |
体重 | 28kg(約62ポンド) |
年齢 | 約13〜14歳 |
関係者 | ロングクロー(育ての親) |
ワカウスキー夫妻(地球での友人および家族) | |
ドクター・ロボトニック(敵、ライバル) | |
テイルス(仲間) | |
ナックルズ(敵→ライバル、仲間) | |
登場作品 | ソニック・ザ・ムービー(2020) |
ソニックVSナックルズ(2022) | |
CV(後者はベイビーソニック) | ベン・シュワルツ/ベンジャミン・L.・ベリック(原語版) |
中川大志/寺嶋眞秀(吹替版) |
実写映画『ソニック・ザ・ムービー』に登場する音速ハリネズミ。
かのソニック・ザ・ヘッジホッグの実写バージョンだが、映画シリーズが新たに立ち上げられるに当たり、原作の要素を受け継ぎながらも独特のキャラアレンジがなされている。
呼称については「ムビソニ」との愛称も存在するが、キャラクターの詳細事項は本項で述べる。
容姿
基本的に原作のソニックをほぼ忠実に実写化したような見た目で、ゲームではあまり強調されなかった毛並みや針の表現はまさに実写化の恩恵と言える。目の虹彩はモダンソニックと同じ緑色。
お馴染みの靴についてはスニーカーに近いデザイン。第1作中盤まではボロボロの別の靴を履いていたが、ある場面で少女から赤い靴をもらい、以降はこちらを着用している。
ソニックの特徴の一つである繋がった目は、実写では違和感が出てしまうため、左右ではっきりと分かれている。
また、腕の色は肌色ではなく『ソニックトゥーン』に登場するソニックのように青色であるなど、原作とは外見に若干の差異も見られる。
なお、デザイン公開時に炎上し、結果的にボツとなった初期CGモデルからは顔付き、頭身、手の処理、靴のデザインが改められたが、左右分かれた目や青い腕は初期デザインから受け継いでいる。
性格・設定
実写版ではゲーム版とは異なる設定となっている。
「幼少時に育ての親を失うと共に故郷の惑星を追われ地球に逃げてきて、人間たちから隠れながら10年間過ごしていた異星のハリネズミ」という設定から、「陽気なのにも関わらず孤独」という点を強調した人格となっている。ゲーム本編でも年齢的にはかなり若いが、ヒロイックな本家に対して、こちらは口うるさく無邪気で好奇心旺盛な性格となり、アメリカンジョークを多用する。
よって余裕ぶった態度を取っていても、実際はどこか余裕なく見える時も多い。
また、人間文化やおもちゃに夢中になるシーンが多かったり、2作目の予告編では「ヒーローになりたい」と語り、あらすじでも『勝手に街を守っている』と記述されるなど、歳の割に大人びている原作ゲームのソニックと比べると、全体的に歳相応の子供っぽさが強調されている。
本家のソニックとは違い、足の速さだけでなく無限のエネルギーを秘めており、身体のトゲ一本ですら無尽蔵のエネルギーを発する計り知れないものを持つ。
しかしそれ故に故郷ではその力を狙う集団に狙われる羽目となった。また、ベビーソニックという幼少期の姿も描かれている。
能力・戦闘力
原作のソニックとは異なり、単純な超高速能力を超えた時間加速能力を備えた物と描写される。
彼がスマホで写真を撮ったりしている間に周りがスローモーションの如く緩慢な動きになっているのは、流石に足が速いというだけでは説明が付かないだろう。
超高速で拳を飛ばすことを勘案すれば、いくら弱くても打撃を与えることが出来ると考えるのが正常だが、
超高速で一般人を連打しても何ら打撃を与えることができないと語られた。
とはいえ戦闘力はとても高く、邪魔になる物は何でもスピンボールで蹴散らせる。
スーパー化
マスターエメラルドを構成していた7つのカオスエメラルドの力でスーパーソニックになると飛行能力が生じる上、
宇宙最強の戦士と呼ばれるナックルズでさえも大したダメージを与えることが出来なかったデスエッグロボットの片腕を、ただ一発気合を放っただけで打ち砕くという恐ろしい力を見せる。
物体を生成することも可能で、好物であるチリドッグを雨のように降らせた。
声優
原語版をベン・シュワルツ氏、日本語吹替版を俳優の中川大志氏がそれぞれ担当している。
日米ともにゲームシリーズのソニックを担当しているロジャー・クレイグ・スミス氏、金丸淳一氏から変更されている。
ソニックに強い愛着を持つ金丸氏としては、別人が同役を担当することには複雑な思いもあったと言うが、現在では「映画のソニックを応援している」とコメントしている。