概要
タレントとしてはオーケープロダクション→オールラウンド(同系列)所属。
製薬会社のMRであった父と、元銀座のホステスの母の間に生まれる。父の転職に伴い、小学校を6回ほど転校しており、最終的に栃木県に定住することになった。のちに、父が外に愛人を作ったことで離縁し、母子家庭で育つ。
高校卒業後、ミスコンへの出場や、レースクイーン、雑誌モデル(本人はヌードグラビアの経験があることを公表している)、女優などの活動を行う。
1997年に、小説新潮の「読者による”性の小説”」コンテストに入選。これを機に小説家・エッセイストとして活動を始める。
1999年に、不倫関係を経て小説家の高橋源一郎と結婚。2000年には男児が生まれるが、2001年には高橋が複数の女性と不倫していたことを理由に離婚している。
2000年代からタレント・コメンテーターとしてテレビ・ラジオ番組にも出演するようになる。公式プロフィールにおいては「若い女性の代弁者、恋愛の教祖、そしてお母さん、という立場からテレビ・ラジオでコメンテーター、シンポジウムでパネリストとして活躍中」と紹介されており、型にとらわれない歯に衣着せぬトークスタイルで知られる。
2020年5月10日、前年12月時点で交際宣言していた、元新潟県知事で弁護士の米山隆一と結婚したことを発表。二人は共通の知人の紹介で知り合い、米山からのアタックを受けて交際に発展したという。
結婚後の2020年12月3日、『ひるおび』の木曜日コメンテータを急遽降板。理由としては、番組内では「夫の米山が次期衆院選で新潟より立候補すると表明したことを受け、番組における公平性を担保するべく番組制作メンバーとの話し合いにより決断した」と、室井側から降板を申し出たように説明されていたが、日刊ゲンダイ2021年3月18日号のコラムにて「TBS側から降板させられた」という主旨の発言をしている。
2023年現在はテレビ出演に関しては不定期でのものが中心となっており、以前よりもタレント活動は減っているが、エッセイ・コラムなどの文筆業は継続している。また、Twitterを精力的に活用し、論客として意見を述べることも多い。
人物像
ケミカルピーリングなど、美容医療の施術を受けていることをTwitterなどで言及している。
2005年、膵臓に腫瘍が見つかり、膵臓の2/3と脾臓を摘出している。2011年には膵臓の大部分を摘出した影響で糖尿病を発症してしまい、毎朝のインスリン注射が欠かせない体質であるという。
また、2019年にはなんとなく自分の胸を触っていた際にしこりに気づき、病院を受診したところ乳がんが見つかる(医師によればステージ1か2とのこと)。治療のため右乳房とリンパの一部を摘出している。本人によれば「若気の至りで」豊胸手術を受けて、胸に生理食塩水を入れていたためマンモグラフィ検査を受けられなかったとのこと。
喫煙者で、紙巻きとiQOS(電子タバコ)を併用している。酒もよく飲む。
政治的な姿勢としては革新寄りで、安倍晋三政権についても批判的な意見を述べていたが、銃撃事件については「かなり動揺した」と、週刊朝日の連載にて言及している。また同連載では野党応援側として戦ってきたはずの人々が、SNSで「よかった」というような意見を投稿していたことに対し「今回の事件はあってはならないことだった、そうどうしてみんなで考えが一致しないのか?」と、思想が違うというだけで実際に被害者が出てしまった事件に対し肯定的な意見を示した人に対して憤慨・疑念を抱いたと語っている。
また、女性としてフェミニズムに基づく活動に理解を示し、自身も意見を述べることがあるが、近年の過激化するフェミニズム運動やそこで生まれるフェミニズムに対する否定的な感情・誤解に対し「フェミニズムが人の憎悪を煽り、世の中の分断を図る行為になっていいはずはない」と懸念している。また、Twitter上でもいわゆるツイフェミと呼ばれる立場の人物と意見が対立し、夫の米山とともに論戦に発展したことがある。中でも2021年10月に繰り広げられた仁藤夢乃との論戦は特に有名。
関連タグ
温泉むすめ - 2021年11月頃にツイフェミによりキャラクターデザインや一部キャラクターの設定・台詞が槍玉に上げられ炎上させられる出来事が起きており、先述の仁藤氏との論戦が騒動の原因になった可能性を指摘する声が上がっている。