演:小槙まこ
概要
『仮面ライダーリバイス』の登場人物。
(劇中における)お笑い芸人のコンビ『空気階段』のマネージャー。
元々は2人が売れっ子になる前から追っかけをしていたファンであったが、引っ張りだこになったことで、もぐらの遅刻などの問題行為が露呈したり他の芸人達から妬み混じりの恨み言を言われるようになったりしてしまった2人の現状を憂いており、「売れる前の2人が好きだった」と吐露している。
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真相
彼女こそがエレファント・デッドマンとシャーク・デッドマンを生み出した張本人であった。劇中では2体で組んで現れることからコンビ芸人が親である可能性を疑われていたが、2体とも同じ人物が親というのが真相だった。
上記したような空気階段の現状を憂い2人を守りたいという想いと「売れる以前から応援していた2人が大人気の有名芸能人になった」ことへの複雑な感情からプロトバイスタンプに手を出し、2人を売れなくするというマネージャーとしてもファンとしても矛盾した目的に走ってしまう。
しかしその結果、空気階段の2人はデッドマンに襲われる恐怖から活動を拒むようになり、以前から問題を起こしていた2人をこれ以上庇いきれない事務所からは「空気階段を解雇し、同事務所所属のお笑いコンビ『パブロフの犬』の育成に集中する」と宣告されてしまう。
2人を想っての行動が仇となって取り返しのつかない状況に陥ったことに自暴自棄となった富永は、彼女を止めに来たさくらの前で再びシャーク・デッドマンとエレファント・デッドマンを生み出す。
その後2体のデッドマンはジャックリバイスの活躍で倒され、自身はプロトバイスタンプを回収された上でフェニックスに身柄を拘束、(恐らくは)更生プログラムを受けさせられることになる。
護送される直前、見送りに来た空気階段の2人に今回の自分の行いを謝罪するとともに「売れっ子になった2人が遠くに行ってしまうような気がした」という自分の想いを打ち明ける。
「真由ちゃんに胸を張れるような芸人になる」という2人の言葉を聞き、もぐらに「もう遅刻しちゃ駄目ですよ」と小言を言いながらも笑顔を見せるのだった。
第50話(最終話)にも登場。
余談(ネタバレ込み)
- 彼女が生み出したデッドマンのモチーフ、シャークとエレファントに共通点があるとすれば、感覚が鋭いことではないかと思われる(サメは鼻先にロレンチーニ器官という生体電気を感知する部位がある。ゾウは足の裏で地面を伝わる振動を感じ取ることができる)。