「私の息子は犯罪などしない! 私と同じ、医学の道に進むんだ!!」
データ
概要
第7話「窃盗!?スケボー!?俺はカゲロウ!」より登場。
乃木城病院の院長・前園孝治がチータープロトバイスタンプを用いて生み出した悪魔「チーター・デッドマン」と上級契約を交わし、フェーズ2へと進化したチーター型のデッドマン。
チーターの遺伝子情報を会得しており、これまでに確認された個体の中でも随一の走力を誇る。変身者は初老の男性だがそれを感じさせないパルクールのような身軽な動きが特徴でリバイスのイーグルゲノムを翻弄するなど単に速いだけではなく機動力そのものにも優れている。
武器は鋭い爪で対象をすれ違いざまに切り裂く攻撃を得意としている。
名前に「チーター」と付いているが、その姿はチーターとは程遠いデザインで薄い緑色の蜂を思わせる身体となっており、赤いボタンを着けた白いジャケットを羽織っている。
鬼のような真っ赤な人面と斑点模様のある黄色い頭部、複数の赤いドリル状の突起を生やした両腕を持ち、両肩には進化前の緑色の仮面がある。また、首元に生やした赤い毛をマフラーのように垂らしている。
フェーズ2へと進化したデッドマンではあるが、ずば抜けた走力以外に目立った能力や強さは無く、戦闘力もあまり高いとは言えない。アギレラからは「全然使えない」と酷評されている。
尚、初登場時からフェーズ2で登場しているため進化前の個体がどのようなものかは現時点で不明である(一応、特有の仮面は緑色なのでベースが「虫型」ということは確認できる)。
活躍
- 第7話「窃盗!?スケボー!?俺はカゲロウ!」
既に生み出したデッドマンと上級契約を結びギフテクスへと変貌。フェーズ2へと進化を果たし、学校で問題を起こして停学になった息子の前園仁志を是が非でも医師にすべく、友人と共に窃盗行為を繰り返す仁志を逮捕しようとする警察を次々と襲撃していた。
後日、再度窃盗行為を行い逃走する仁志を守ろうと出現、警察官が怯んだ隙に逃亡を図るもその場にリバイスが駆けつけ、仮面ライダーバイスの突進で逃げ遅れた為交戦を開始。
自慢の速さで繰り出す攻撃でバイスに攻撃する隙を与えず、マンモスゲノムやイーグルゲノムに次々とゲノムチェンジする相手を翻弄し、その場を逃走した。
翌日、父親の行動に嫌気がさし、交番に自首しに来た仁志の行為を許さず襲撃。警官を蹴散らして無理やり仁志を連れて行こうとするも正体を見抜いた一輝に阻まれ、そのままリバイスと交戦。
一先ず逃亡を図り、乱入してきたエビルにリバイスの連係プレーが崩されかけるがヒロミが持ってきたジャッカルバイスタンプを用いてリバイスがジャッカルゲノムにゲノムチェンジ。
自身の速さにも追いつけるスピードを持つ相手に手も足も出なくなり、最期は『ジャッカルスタンピングフィニッシュ』で宿主の孝治と分離され、そのまま爆散した。
チータープロトバイスタンプ
チーター!
サバンナを駆ける高速のランナー「チーター」の力を宿したプロトバイスタンプ。
カラーはチーターの後ろが深緑、チーター部分がイエローとなっている。
余談
- 意外にもチーターをモチーフにしたライダー怪人は初であり、複合モチーフだとスーパーヒーロー大戦GPに登場したチーターカタツムリ以来6年ぶりである。
- 劇中ではゲームと医者をモチーフにした仮面ライダーエグゼイド…をモチーフにしたジャッカルゲノムと戦闘した。もしかして「チーター」ってそういう…。
- 実は7話の冒頭にて、スペックが公開されている。身長体重は上記の通りで、パンチ力6.1t、キック力19.7t、ジャンプ力26.0m、走力2.1秒(100m)とのことだが、公式サイトには記載されていない。
- ボディは第14話から登場するサーベルタイガー・デッドマン フェーズ2、頭部はタートル・デッドマンのものに改造された。
関連タグ
ウマ怪人:病院の院長をやっていた怪人でこちらは人間を怪人にしていた悪党。