「御心配なく 俺はアンタのシンパですよ」
「昔からのね」
CV:林勇
概要
国連のスパイだが、実は柊義経の命で動いている二重スパイだった。
名前・願い・外見など、危険人物のようだが一応は協力的。
外見
両目の上から顎にかけて一対のラインが走っているが、傷跡なのか線なのか詳しいことは不明。どうやらかなり昔からあるものらしい。
星宮エイジと話すときは目つきが色々と危うくなる傾向にある。
人物
「~ッス」口調の軽薄そうな男性で、口癖は「クソヤロー」。
色々と遠慮がない物言いが多く、相手の神経を逆撫でする様な言動が目立つ。壱与とは昔馴染みであり、彼女曰く「相変わらず下品」。
作中でも珍しく、エイジの言動に肯定的な人物の一人で、彼のことは「エイジ様」と呼び慕っている。彼を手助けするために独自に動く場面が多々あり、わざと口を滑らして情報を漏らしたり、無線機を破壊して勝手に彼と行動を共にしたりする。
かつて、とある研究機関に実験体として捕らわれていたところ、エイジの「大破壊」によって思いがけず脱出できたことが主な要因。しかしそれと同時に、自身の手で研究者に復讐を果たせなかったことが彼の人格に影響を及ぼし、エイジを自身の「半身」「ヒーロー」として歪んだ依存性を見せている。
本人の一言多い性格もあって、当のエイジ本人からはよく鬱陶しがられている。しかし数少ない協力者であること、そして後述する能力の利便性から、色々と重宝されている。
能力
『密室の殺人教唆(マーダーズルーム)』
彼の願いは「密室でとある人物を殺害すること」。
かなり不穏な願いであるため、このことを知っている者はごく一部に限られる。一応、非人道的な所業への復讐のための願いであり、ある程度の正当性はある。
能力としては所謂「空間移動」。能力の化身は巨大な二本の腕。この腕が空間にジッパーのような亀裂を生み、無理やりこじ開けることで空間を移動することができる。
願いに反し直接的な殺傷能力はなく、前線向きではない。また能力の負荷が大きく、常に鎮痛剤を服用することで軽減している。そのため乱用はできない。しかし一気に複雑な移動を試みると様々な不具合が発生するため、やむなく連続発動することも珍しくない。
退却・輸送・奇襲などにおいて真価を発揮するサポート型の能力といえる。
彼の所属する組織は勿論、世界中を敵に回したエイジにとっても非常に有用な能力であるため、作戦決行の際は重要視されている。