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小さな機関車たち

ちいさなきかんしゃ

小さな機関車たち(Small Railway Engines)は、汽車のえほんの第22巻である。
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データ

英語版題名Small Railway Engines
日本版旧題名小さな機関車たち
日本版新題名小さな機関車たち
イギリス版初発行1967年
日本版初発行1980年11月
原作者ウィルバート・オードリー
挿絵担当ガンバー&ピーター・エドワーズ

概要

小さな機関車たちは汽車のえほんの第22巻である。

本巻は、線路のバラストに使う砂利を運ぶために新しく開通したアールズデール鉄道に起きたハプニングを収めた絵本である。

本巻には、レックスバートマイクミスター・ファーガス・ダンカンほっそり牧師太っちょ牧師バラスト・クリーナーが初登場する。

各話の簡単なあらすじと登場キャラクター


以降の項目はネタバレが含まれています。ネタバレが問題ない方のみご閲覧ください。




























線路のじゃり

題名
英語版題名Ballast
日本版旧題名線路のじゃり
日本版新題名線路のじゃり
登場キャラクター
主要キャラクターダック レックス
サブキャラバート マイク ドナルド ダグラス ジェームス ヘンリー ゴードン 貨車 客車
モブキャラ太っちょの局長 ちんまり重役 バラスト・クリーナー

保線係

ノース・ウェスタン鉄道は、線路のバラストの総入れ替えを行っている。その新しいバラストは雑草を蔓延らせないので、保線係やジェームスの評価が高い物でありました。そのバラストとなる砂利をドナルドダグラスだけが運びますが、2台はちんまり機関車が山から砂利を運んでくると言うので、他の機関車は魔法か嘘だと思っていました。しかし、ダックは自分で確かめたいと思い、許可を得て砂利を取りに行きました。
ダックが砂利を受け取っていると、横から小さな緑色の機関車に声をかけられました。小さな緑色の機関車は自分の名前がレックスである事と砂利落としの説明をしました。
ダックが再び砂利を取りに行くとレックスと他の小さなちんまり機関車2台がいました。レックスは、ダックに赤色のマイクと青色のバートを紹介しました。バートダックちんまり鉄道の貨車みたいな客車を紹介しました。続けてマイクは底開き貨車はまるで客車のように走ることをダックに教えました。ダックはちんまり機関車達を今まで知らなかったのだろうと疑問を言うと、3台は廃止されたイングランドの鉄道から来たばかりでここに来てからはまだお客を運んでいないと教えました。それを聞いたダックは、自分がお客達を沢山連れてくると言い、砂利を積んだ貨車を引いて走り去りました。

目には目を

題名
英語版題名Tit for Tat
日本版旧題名目には目を
日本版新題名目には目を
登場キャラクター
主要キャラクターバート ほっそり牧師 太っちょ牧師
サブキャラレックス マイク バートの機関士 ちんまり重役
モブキャラお客 客車 040 BMC


ある日、ちんまり鉄道に特別な見学者が2人やって来ることになりました。始発を担当するバートは本や写真を撮る人たちと聞いて、本の中の写真になりたくないと言いました。見学者のほっそり牧師太っちょ牧師は、バートに会うと名前を聞いて恰好が良い機関車だと褒めたので、バートは気を良くしました。2人の牧師は小さな自動車でバートより先回りをしてバートの写真を撮りました。しかし、バートは手を振ったり返事をしない2人の牧師を冷たい人達だと思いました。さらに2人の牧師の乗る車が水溜まりの水を勢い良く跳ね、その泥水がバートの顔に当たってしまい、バートは怒ってしまいました。
バートは終点に着いて帰り支度をしていると、太っちょ牧師バートに乗る事になりました。バートは不平たらたらでしたが、仕返しを思いつくとほっそり牧師も乗ればいいのにと思いました。バートは森の急な上り坂をいつもよりたらたらと走ると、バートが勢い良く出した蒸気で昨晩に降った雨の雫が付いた枝が揺れて、機関士と太っちょ牧師に雨を降らせたのです。
バートちんまり重役に怒られ、落ち込んで機関庫に帰りました。レックスマイクがやって来ると元気を取り戻したバートは、2人の牧師が謝った後に泥を落としてくれて、ほっそり牧師が今度ちんまり鉄道の事を本に書くと約束したことを教えました。

マイクの汽笛

題名
英語版題名Mike's Whistle
日本版旧題名マイクの汽笛
日本版新題名マイクの汽笛
登場キャラクター
主要キャラクターマイク
サブキャラダック レックス バート ダックの機関士・助手 マイクの機関士 牝牛 ちんまり重役 お客
モブキャラ客車 マイクの助手(車掌の誤訳と思われる) 車掌


ある朝、ダックの機関士と助手がダックの汽笛で卵を茹でたことで、汽笛がゲップのような音しか出ませんでした。それを聞きつけたマイクは、レックスバートに機関車はちゃんと汽笛を鳴らせないといけないと言いましたが、逆に2台に自慢の汽笛を揶揄われてしまって怒ってしまいました。そこへ機関士がやって来ると、準備が1番に出来ていたマイクが客車を引く事になりました。客車嫌いなマイクは不機嫌に客車をグイっと乱暴に引っ張り始めました。終点に着いても機嫌が悪いマイクは折り返し運転を始めると、釜のどこかか緩んでチリンチリンとなっていましたが、締める暇がありませんでした。
そんな時に線路に牝牛が居座っていたため、マイクは動かない牝牛に向かって汽笛を鳴らしましたが、汽笛の蓋がロケットのように野原へ落ちてしまいました。機関士達は汽笛の蓋を探しましたが乗り換えに遅れるとお客が文句を言いました。しかし、汽笛を鳴らす指示がある標識があるため、汽笛が無いと通れないとマイクが言うと汽笛の代わりをするとお客に言われて出発することになりました。機関士・車掌・お客が鳴らす口笛を皆は面白がりましたが、汽笛を無くしたマイクは情けなくなりました。
駅に戻ったマイクちんまり重役に予備の汽笛は無いと言われて、夕方まで石切り場で働きました。
帰るとレックスバートマイクを汽笛が無いからまともな機関車じゃないと揶揄いました。

やくにたつ鉄道

題名
英語版題名Useful Railway
日本版旧題名やくにたつ鉄道
日本版新題名やくにたつ鉄道
登場キャラクター
主要キャラクターレックス
サブキャラバート マイク ちんまり重役 農夫のウィリー
モブキャラ貨車 客車 お客 トラック フォークリフト 赤いトラクター 農夫のウィリーのトラクター


機関車達が羊の話をしていると、ちんまり重役が羊の毛を運ぶ仕事を持ってきました。レックスは羊の毛を運ぶのは簡単だと言い、その話を聞いたちんまり重役は羊の毛を運ぶ最初の列車をレックスに任せることにしました。
レックスの羊の毛を積んだ列車は順調に毛を積み込んでいました。そんな時、農夫のウィリーが羊の毛の積み込みに遅れていたため、積み込み場所に慌てて横づけして積み荷の羊の毛を入れた袋を線路に落としてしまいました。そこにレックスがやって来て羊の毛の袋にぶつかり脱線してしまいました。
事故の後片付けが行われましたが、レックスはその場所にそのまま置かれ、バートマイクに羊の毛を運ぶのは簡単だよねと揶揄われてしまいます。
線路に戻されたレックスは、偉そうにしていたから罰が当たったと連れて帰るのにやって来たバートマイクに言いました。しかし2台は、レックスのせいで事故が起きたわけでない事を言ったり、笑ってしまったことについて謝ったりしました。待っていたちんまり重役は、レックスのお陰で事故が大したことにならなかった事、バートマイクも立派な働きぶりをした事、ちんまり鉄道をおもちゃの鉄道だと思っていた農家の人達が役に立つ鉄道だと言ってくれた事、農家の人達がもっと仕事をくれることを約束してくれた事を3台に言いました。

本巻の映像作品

きかんしゃトーマス

きかんしゃトーマス第20シリーズの『バートのしかえし』『マイクのきてき』『いいぞアールズデールてつどう』の3話で3話分映像化された。
2020年1月現在、汽車のえほんの映像化された作品の中で唯一模型で映像化されていない作品である。模型で映像化されなかった理由としては、大きさが小さすぎるため再現が困難だったためである。
また、2020年1月現在「線路のじゃり」は映像化されていない。
また、第6シリーズの「かわったきてき」は『マイクの汽笛』をベースになったと思われる。

バートのしかえし

『目には目を』の映像作品。
基本的に原作に忠実だが、以下の変更が加えられている。

  • 「線路のじゃり」が映像化されていない影響で、アールズデール鉄道の解説が追加された。
  • ほっそり牧師太っちょ牧師アールズデール鉄道以外の鉄道の写真を撮りに行くシーンが追加された。
  • ほっそり牧師太っちょ牧師バートに会った際、原作では首からカメラを掛けていたが、こちらでは掛けていなかった。
  • ほっそり牧師が使っていたカメラが原作では二眼レフカメラだったが、こちらではスプリングカメラであった。
  • 太っちょ牧師のカメラは、原作では映像用カメラと一眼レフカメラの2つだったが、こちらでは映像用カメラのみとなった。
  • 原作でバートの機関士が2人の牧師に運転席に乗る事を勧める発言をしたが、こちらではバートが発言した。
  • 原作ではバートが2人の牧師に気を良くした理由が名前を聞いた後に恰好が良い機関車だと褒めたためだが、こちらではいい話し方をされたからに変更された。
  • 汽笛を2人の牧師に鳴らさなくなったバートは、原作ではそのまま不機嫌だったが、こちらでは2人の牧師たちに撮られまくって泥を掛けられるまで喜んでいた。
  • バートが泥を掛けられたのは、原作では左側だったが、こちらでは右側に変更された。
  • 原作では2人の牧師が拭くまで泥を拭いてもらえなかったが、こちらでは折り返しの際、顔だけを機関士が拭いていた。
  • 泥を掛けられて怒ったバートを機関士が宥めるシーンが追加された。
  • 原作では、機関士が右側・太っちょ牧師が左側に座っていたが、こちらでは太っちょ牧師が右側・機関士が左側になっている。
  • 原作では長い時間雨水を振りかけていたが、こちらでは短い時間にリスと一緒に大量の雨水を落とした。
  • 原作では言及のみだったほっそり牧師太っちょ牧師バートを拭くシーンが追加された。
  • 原作では2人の牧師がアールズデール鉄道を絵本にすると約束したことが語られるが、こちらでは映像で紹介される事も語られた。

マイクのきてき

『マイクの汽笛』の映像作品。
基本的に原作に忠実だが、以下の変更が加えられている。

  • 原作では登場しないトーマスが砂利を取りにやって来る変更が行われた。
  • マイクが客車を引く事になった理由が、原作では一番最初に準備が出来たためだったが、こちらでは安全弁が壊れたために変更された。
  • マイクが乱暴に客車を引く下りが無くなった。
  • マイクが汽笛を鳴らしまくるシーンが追加された。
  • 牝牛の毛色が原作では茶色と白色だったが、こちらでは白色と黒色に変更された。
  • ダックマイクと汽笛の事で話すシーンが追加された。
  • レックスバートマイクを揶揄うのにトーマスも加わった。
  • ちんまり重役マイクを怒る下りが無くなった。

いいぞアールズデールてつどう

『やくにたつ鉄道』の映像作品。
基本的に原作に忠実だが、以下の変更が加えられている。

  • トーマスがアールズバーグに時々行くことがある設定が追加された。
  • 原作の冒頭はちんまり機関車達の羊の雑談から始まるが、こちらでは駅でお客達がちんまり機関車達を見てまるでおもちゃの鉄道だと言うシーンに変更された。
  • レックスの羊毛輸送列車が積み込みを始めたのは、原作では線路脇の小道だったが、こちらでは一番遠くにある牧場の羊毛を駅で積んでいた。
  • 羊毛を入れるものが、原作では茶色の袋だったのに対し、こちらでは圧縮した羊毛を植物性の布のような物で巻いていて、羊毛が見えるものになっている。
  • 農夫のウィリーが遅れた理由は、原作では不明だが、こちらではのんびり屋で良く遅れる人物となった。
  • 農夫のウィリーのトラクターは、原作では青色の屋根無しでライトの部分に目らしきものが書いてあったが、こちらでは黄緑色の屋根無しで顔無しであった。
  • 積み荷が落ちそうなことを農夫のウィリーに言ったのは、原作では不明だったが、こちらではほっそり牧師になった。
  • 農夫のウィリーの運んでいた羊毛がトレーラーから崩れ落ちた理由が、原作では積み込み場所に横づけするために急ハンドルを切ったためだったが、こちらでは線路近くの交差点で曲がろうとしたために変更された。
  • 原作では陸橋があるために先が見えづらいカーブで事故を起こしたが、こちらでは陸橋がある前が見やすい直線の線路で事故が起きた。

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