曖昧さ回避
1:日本の刀剣。太刀。本項で説明。
2:1の刀剣をモデルとした、DMM.comから配信されているオンラインゲーム・『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場する刀剣男士。→小豆長光(刀剣乱舞)
3:1の刀剣をモデルとした、電撃G's magazineと電撃ホビーウェブによるオリジナルプロジェクト『天華百剣』に登場する巫剣。→小豆長光(天華百剣)
概要
鎌倉時代に作られた名刀「長光」シリーズの一振。
小豆袋から零れた小豆が、刀に落ちた際に真っ二つになったという逸話から、その名が付いたとされる。上杉謙信の愛刀の中でも名の知れた刀で、他にも川中島の戦いにおいて武田信玄との一騎打ちにて振るわれ、信玄が謙信に軍配で応戦した「三太刀七太刀(みたち・ななたち)」の逸話が特に有名。
しかし、小豆を切った逸話を含め、幾つかの逸話は竹俣兼光にも存在するものであり、その経歴や逸話には他の刀のものとの重複や混同が見られる。
更に上杉景勝が記した「上杉景勝自筆腰物目録」には名前が無い(竹俣兼光は記載がある)。謙信の時代に他所に行ったのか、他刀の別名であったのか、その経歴や逸話にはあやふやな点が多い。
一説によると、波泳ぎ兼光が小豆長光であるという(但し、立花家の文書では小豆長光ではなく小豆「兼光」を上杉家から貰ったとの記述である)。
また、昭和12年(1937年)に重要美術品に認定された長光が小豆長光であるともされる。
平成29年(2017年)3月14日に写真が存在したと産経ニュースにて取り上げられている。
しかし、その写真に伴う経緯は前述の重要美術品兼光のものと矛盾している模様。
その他
武器カード「あずき長光」として登場。伝説にちなんでか、刀身に大粒の小豆が4粒くらいあしらわれたコミカルなデザインになっている。
硬い小豆も真っ二つの斬れ味とされる割に攻撃力は800と中途半端(普通の日本刀と同じで全体で見ても真ん中くらい)。越後龍ケンシンにこれと女鎧を装備すると女龍ケンシンに変身できる。
外部リンク
Wikipedia:長光
幻想名刀辞典:小豆長光
産経ニュース:長尾家の宝刀「小豆長光」今どこに? 足利の長林寺に写真