解説
少林拳とは、中国拳法の流派の一つであり、インドから仏教の布教のために中国来た開祖、達磨大師が創始したとされており、主な使い手に、俳優のジェット・リーや高杉俊价(仮面ライダースーパー1/沖一也)がいる。
特徴
達磨大師がインド武術『カラリパヤット』の使い手であったことから、カラリパヤットが源流とされていて、その特徴を備えているとされている。
実は一言に少林拳と言っても様々なものが存在しており、嵩山少林寺やその近郊を発祥とするものは、少林小洪拳・少林大洪拳・少林羅漢拳・少林梅花拳・少林朝陽拳・少林通背拳・少林連環拳などがあり、これらは大きく分けると『北派少林拳』と『南派少林拳』に分けられ、北派は蹴り技が多く、大きく動き回るダイナミックで素早い動作が特徴であり、南派はどっしりと構え、手技を多用する特徴がある。
この北派と南派が、後に様々な中国拳法へと派生していったとされている。