概要
奈良県葛󠄀城市尺土にある近畿日本鉄道南大阪線・御所線の駅。駅番号は南大阪線がF23、御所線がP23。
特急(⇒近鉄特急)を含めて、全ての列車が停車する。春の行楽期には葛城山でツツジを観賞する乗客のため、南大阪線大阪阿部野橋駅と御所線近鉄御所駅を結ぶ臨時急行「葛城高原号」を運転する。
ステーションメモリーズ!の登場でんこの一人である尺土るるのモデル駅にもなっている。
駅構造
島式2面4線の地上駅で、橋上駅舎がある。ホームの長さは8両分。
南大阪線と御所線は方向別でホームを共有しており、双方の線路の待避が可能。
古市・大阪阿部野橋方面のりばには乗車位置表示があり、大阪阿部野橋寄りが1、2の順で、一番橿原・御所寄りが8となっており、放送でも案内される。
橿原神宮前方面からの普通列車の一部、および御所からの普通列車のほとんどは当駅折り返しとなっており、4番のりばの先にある引上線に入って折り返し作業を行う。
1994年までは2面3線で南大阪線上下列車の追い越しと御所線の発着をこなすという運用を行っており、ホームが空くまで列車が駅手前で停まることも多かった。
利用状況
- 2021年(令和3年)度の1日平均乗降人員は3,742人である(令和3年度 移動等円滑化取組報告書より)。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 5,346人 |
2009年(平成21年)度 | 5,021人 |
2010年(平成22年)度 | 4,897人 |
2011年(平成23年)度 | 4,793人 |
2012年(平成24年)度 | 4,835人 |
2013年(平成25年)度 | 4,891人 |
2014年(平成26年)度 | 4,765人 |
2015年(平成27年)度 | 4,826人 |
2016年(平成28年)度 | 4,742人 |
2017年(平成29年)度 | 4,808人 |
2018年(平成30年)度 | 4,854人 |
2019年(令和元年)度 | 4,806人 |
2020年(令和2年)度 | 3,858人 |
2021年(令和3年)度 | 3,742人 |
隣の駅
南大阪線
急行・区間急行
古市駅(F16) - 尺土駅(F23) - 高田市駅(F24)
準急・普通
磐城駅(F22) - 尺土駅(F23) - 高田市駅(F24)
御所線
臨時急行「葛城高原号」(春の行楽期に運転)
古市駅(F16) - 尺土駅(F23/P23) - 近鉄新庄駅(P24)
準急(大阪阿部野橋行きのみ)
磐城駅(F22) ← 尺土駅(F23/P23) ← 近鉄新庄駅(P24)
普通(一部古市方面直通あり)
磐城駅(F22) - 尺土駅(F23/P23) - 近鉄新庄駅(P24)