概要
1949年生、東京都出身。
東京都教育大附属高校(現:筑波大学附属駒場高等学校)在学中にアメリカに留学。
一旦は慶應義塾大学法学部に入学するが、精神科医の内村祐之の著書を読んだことでその影響を受けて慶應を中退、当時第1期生を募集していた自治医科大学を再受験し医師となる。
しばらく民間病院に勤務したのち自治医科大学に戻り、その後厚生省の技官になりさらにWHOのスタッフに転身。
ポリオの撲滅に尽力し、西太平洋地域事務局の事務局長を務めた。
その後再び自治医科大学に戻るも、2012年に新型インフルエンザ等対策有識者会議の会長となり本格的に日本の国家レベルの感染症対策に関わることとなる。
2020年以降はCOVID-19の対策の要職に就き、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の副座長を務めその後継組織である新型コロナウイルス感染症対策分科会の会長となった。
COVID-19対策においては専門家たちの代表格として記者会見に立つこともしばしばであり、2021年9月からはinstagramでも広報活動を務めていた。
2023年8月31日をもってコロナ分科会会長を退任した。