巌竜
がんりゅう
過去最年少で大関に昇進した有望の力士だったが、土俵上で火を吹くなどの奇行を繰り返した為に協会から横綱昇進の道を断たれ、裏の世界へと進む。初代鉄拳では吉光の行動に目を付けて直接対決をすべく大会に参加する。
『鉄拳2』では前回のトーナメント上で直接当たった訳でもないのに、たまたま会場で見かけたミシェール・チャンに一目惚れ、告白のために参加する。
『鉄拳3』と『鉄拳4』には登場してないが、この時はハワイに渡りそこで相撲部屋を開いていた。その際、第4回鉄拳大会のビデオを見ていた際、ジュリア・チャンを見て一目惚れし、彼女の目的を知って第5回大会への参加を決意する。
『鉄拳6』ではハワイに戻りちゃんこ料理屋「ちゃんこパラダイス」を開店するが、経営が軌道に乗らないため、宣伝のために「第6回鉄拳大会」に参加する。額に傷がついており、口癖は「～でごわす」。
初登場時はジャックのコンパチキャラ(そのため、声はジャックの声を流用)だったが、その時から「歌舞伎張り手」などコミカルな技を持っており、その後も相撲取りらしい技が追加され、「その場座り」などの過去からある技も、鉄拳5ではより人間味の溢れたものへと変更されている。
また、勝利ポーズにジュリアを真似するものがあったり、三島仁八との対戦前デモでは横綱ではないにもかかわらず自らを横綱だと見栄を張ったり、鉄拳6のエンディングではデビル化するも自分の体重が原因で飛べなかったりするなど、シリーズが進むにつれてコメディリリーフに磨きがかかっている。
元ネタはおそらくこの漫画の主人公だろう。
三島財閥の富を奪うための囮として参戦した彼の行動に目を付けて直接対決するべく第1回鉄拳大会に参加。
鉄拳1で吉光の中ボスとして登場するのはこの為。
その後彼との絡みは一切ないが恐らく第1回大会では彼に敗れたものと見られる。
彼女に一目惚れしたことがきっかけで、第2回鉄拳大会に参加。
しかし、『鉄拳タッグトーナメント』のエンディングでは彼女に告白するも振られてしまった。
ちなみに『鉄拳タッグトーナメント2』では、彼女と組んだ場合、嬉しそうに見つめ合う描写も
見られる。
若かりし頃のミシェールにそっくりな彼女に一目惚れしたことががきっかけで、
鉄拳第5回大会に参加。たまたまジュリアが求めていた森林再生プログラムのデータを見つけ、
それをジュリアに渡し告白するが、ジュリア自身は眼中に無かったためスルーされる形で
失恋してしまった。しかし、巌竜は未だに彼女の事は諦めていない様子。
ちなみに、ジェイシーの正体がジュリアである事には気がついていない。
『鉄拳5DR』にて、父親を心底慕っているリリは巌流に対し「父親にそっくりでステキな眉」「お顔は良い」と評価した一方で「腕はなまくら」と酷評している。
