ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要編集

巨口鬼/コググィ/コグクィ(거구괴)とは、15世紀の朝鮮で領議政(国務総理)を務めた申叔舟(シン・スクチュ)に付き従ったと伝承される鬼神の一種で、上唇は天に届き、下唇は地に触れるというとてつもなく大きな口を持つ異形の鬼であるとされている。


伝承によると、若かりし時の申叔舟が官吏を目指して科挙へ向かう途中、目的地への道の真ん中に鎮座して塞いでおり、それを見た一緒に旅をしていた学友達は恐ろしさのあまり逃げ出した。


しかし、申はこのような怪異に対しても恐れることは無く、自身の志を侮辱するものであると怒りさえ感じて口の中を進んでいった。

すると、そこには青衣童子(チョンイドンジャ)という青い服を着た少年の鬼神がおり、巨口鬼の姿は消えていった。


童子が「あなたのような方にこそ付いていきたい」と願い出たので、申はそれに承諾し科挙にも合格して官吏の道を歩むことになる。

その後も童子は申を一生守護し続け、亡くなるときには涙を流して悲しんだといわれる。


関連タグ編集

韓国の妖怪 鬼神

関連記事

親記事

韓国の妖怪 かんこくのようかい

兄弟記事

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました