概要
CV:三宅健太
隣野中学に通う2年生。出席番号38番。好きな言葉「ファイヤー!」。
主人公・植木耕助の能力者バトルでの初戦の相手。ラファティを神候補に持つ。
自己中心的な性格で、嫌いなものは「邪魔」。空白の材を入手した暁には「支配の才」にして世の中を自分の思い通りにする極悪人。(後に登場するボーロ・Tも彼とは五十歩百歩の思想を持つが、ボーロ・Tの場合は平ほど濃くはない。)
その一方で、本編が始まって間もない時期でありながら、一見応用力を広げるのには難しそうな限定条件の穴をついて、侮れない威力のある派生技を見せる・森に能力者かどうか言及されそうになった際に咄嗟に一芝居うつなど、そこそこ頭脳的な一面もある。
能力者バトルの序盤において、「減才」について言及した人物でもある。
人物と本編での動向
森あいが街を歩く中学生に能力者でないかと疑い探っている際、ぶつかった相手に「出たな!能力者め!」と決めつけられ「ガーン の、能力者?」と理解できず一般人だったような素振りは見せていた。だが、それが現実のものであることを、自ら正体とともに明かす。手始めに近くにいた植木を能力者であると見破り炎の能力で攻撃する。その後、体育館でバトルを繰り広げる。
(その際、能力の減才のリスクをついて植木の補助に入った森に対し、脅しやB・Jが行ったような策などを用いずに躊躇なく暴力を振るうなど、バトルあるなしに関係なく非情ととれるような行為を行い、植木の反感を買った。)
植木の能力では相性の悪い炎の能力で優勢に立っていたが、植木の「栗の木のイメージ」で反撃され左目に重傷を負う。さらに、能力の使い過ぎで水切れになり危機に陥っていたところ、ラファティの助力を得てマウントを取ろうとする。しかし、傍観者としてバトルを見張っていた佐野清一郎に反則を指摘されるが、それもお構いなしにラファティが行動を封じ、勝利の瞬間に酔っていた隙を突かれ植木に倒され、能力を失う。
佐野いわく、「能力者の中でも上位の方」とのことだが、能力に頼りすぎるあまり、自分は強いと勘違いしてしまった典型的な中二病を患った「DQN系のイキリ中坊」的な存在に過ぎなかった。
能力
- 水を炎に変える力
口に含めるだけの水を炎に変えて攻撃する。うがいなしで行った場合、威力こそさほど高くないものの、多少は軌道を変えられるなど融通がきく。
また、うがいをすると温度が上昇し、威力を上げることができ、炎弾(えんだん)を繰り出すことができる。上記の佐野の発言から、うがいをすると威力が上がる技は「レベル2ではないのか?」という可能性も浮上している。