概要
投稿主が20年前に体験した気味の悪い話
大学生の頃SとKと投稿主は夏休み、ドライブでふらっと遊びに行こうと計画していた。
しかしただのドライブでさつまらないと思った彼等は廃道へと行こうと決める。
そして次の日Kがいい場所があると言ってきた。興味を持った彼等はそこの廃道へと進んだ
しばらくするとそこには古いトンネル…というよりはレンガで積まれた水道橋みたいである。
そこへ進むとSがトンネルの出口を指差しあれはなんだ?と答えた
そこへ眼をやるとトンネルの出口を跨ぐように鳥居が立っていた。
恐怖を感じながらトンネルを出ると山道とは思えないほど開けた草原が広がっていた
雲一つなく澄み渡った青い空感動を覚えるほどである
しかしふと我に返りここはどこかと疑問を持つように
奥から茅葺きの建物が見える興味を持ち近づく彼等がその茅葺きの建物は明らかに可笑しい大きすぎるのだ
投稿主達は車を停めそのKと投稿主はその建物の中に入った。
中には誰もいないようだ広い空間の中に均等に5本異常に太い柱が地面から天井まで伸びていた。Kがあることに気づく
真ん中の柱に釘で御札のようなものが打ち付けてあったそれも大量によく見ると御札と一緒になにか干からびたものが打ち付けてあった何か他にも打ち付けてあるかとKと投稿主は上を見上げる…
打ち付けてあったのは人の耳であった…しかも大量に…中には比較的新しいのもあったという…
あまりにも現実離れしている…恐怖から建物の入り口から飛び出した2人…Sの姿が見当たらない…建物の裏側に行くとSがいた…Sはボーと遠くを眺めていたSが眺めている方向へと目をやると…その理由がわかった
建物の裏側には平らな平野が広がっていた。その平野には木で作られた素朴な台の上に蝋燭が2〜3本乗っていてその台は一連均等に並んでいた。しかも地平線の霞むほどの奥まで。恐怖でパニックになる3人。するとSがあることに気がつく
「なぁここって太陽はどこに出てるんだ?」
なんと澄み渡るほど青い空であるが太陽がないのである。そして…
「なあ、俺は最初から変だと思ってたんだ・・・静かすぎるだろ?ここについてから一度でも
鳥とか生き物の声を聞いたか?もっと言えば!ここへ来る途中の道にも草1本も生えてなかっただろ!」
3人は慌てて車に乗り出しその場から離れた。後ろをちらりと見ると建物の扉が閉まってるようにみえた。
それ以来あの廃道へは行かなくなった3人。その廃道への道は現在閉鎖されてるようだ…