概要
少佐が率いるナチス残党最後の大隊によるイギリス攻撃で特に首都ロンドンが混戦状態へ陥る。海軍中将ペンウッド卿は最後の公式通信を遺して最後の大隊の吸血鬼たちを道連れに玉砕した。
最後の大隊による攻撃で生き残ったヒュー・アイランズ卿とロブ・ウォルシュ中将はペンウッド卿を能力は評価していなかったが、大事な友達・仲間だったと最後の大隊への怒りを露わにする。
かねてから円卓会議には最後の大隊へ内通している者がいると疑われていた。若いメンバーから自他共に無能と認めるペンウッド卿を疑う声が挙がった(インテグラも内心では疑っていた)が、円卓会議議長であるアイランズ卿は真っ向から反対した。それを思い出す中でアイランズ卿は「彼は無能だ。だが、彼は男の中の男だ」「裏切るくらいなら彼はきっと自殺してしまうよ」とペンウッド卿の人間性を高く評価するのだった。
表記揺れ・原作での表記
原作では、
彼は無能だ
だが 彼は
男の中の男だ
と、句読点なしで3行の台詞であった。