概要
徳勝龍誠は、奈良県出身の元大相撲力士。
1986年8月22日生まれ。本名は青木誠。
愛称はまこちゃん、マコ関、徳さんなど。
明徳義塾高校相撲部→近畿大学相撲部を経て木瀬部屋に入門し2009年1月場所に初土俵。2013年7月場所より幕内に昇進する。
以降は幕内下位が定位置で30代を越えた辺りで十両が定位置となっていた力士であったが、幕内に復帰した2020年初場所において幕尻の西前頭17枚目でありながらも14勝1敗で幕内初優勝を達成、敢闘賞と殊勲賞も初受賞。体格を生かした突き押し相撲が武器で、丈夫な体を維持する地道な稽古で頂点を掴んだ。
翌3月場所では自身最高位の西前頭2枚目の地位で迎え、4勝11敗と大きく負け越したが横綱・鶴竜を破って初金星を挙げた。
2023年9月に現役を引退し年寄「千田川」を襲名、以降は木瀬部屋の部屋付き親方として後進の指導をしている。
逸話
- 初優勝後の報道によると、3歳の時に初めて柔道教室へ稽古に行った際、誰にも教わらずに股割りを完璧にこなしていたといい、柔軟性は天性のものが認められる(参考)。