概要
CV:白石美帆
2003年版アニメ第10話に登場した女怪盗。
その正体は、観光地として有名な水の都アクロイアで働く金髪のミドルヘアの美女・クララ。
錬金術師でもあり、錬成陣は胸元に刻まれている。使える錬金術は爆発系。
作中での活躍
あるお宝を狙っていたが、馬車についた泥を錬金術で浄化した為にルパンのライバルそっくりな刑事に逮捕され、そこから大佐によって身元確認をされ、刑事にサイレーンに狙われたお宝護衛の応援として駆り出されたエドと対決。
その場はラッキースケベに動揺したエドの隙をついて逃げたが、彼に同じ錬成陣で術を使っている事を見破られ、正体がバレる。
その後はアルの純情さを利用してのらりくらりと逃げ、看護師→シスター→教師と職を(職場を爆破しつつ)転々としていく。
こんな有様なので兄弟は「金目当てのただの犯罪者ではないか」といぶかるが、盗みの理由は金銭や物が欲しいからではなく、水位が毎年上がって水没せんとするアクロイアの街を自分が怪盗として盛り上げるため。事実、水没が確定してからは住民は次々に出て行き寂しくなっていたが、彼女が現れてからは市民は号外発行等サイレーン出現に熱狂し、彼女目当てに全国各地から記者や観光客が集まっていた。その為、住民からは「街の恩人」と感謝されている。
最終的にアクロイアに来たエド達によって待ち伏せされ、「ゼロタイムの町で賢者の石を研究している」という情報を与え一度は警察に捕まったが、エド達がいなくなった直後に護送の馬車を爆破して脱走、再び怪盗として街を活性化させている。
水の都の怪盗騒ぎは当分終わりそうもない。
コスチュームがなかなかに露出度が高い。
結局、作中では彼女の真意は最後まで明らかにはならず話は終わっている。
余談
彼女が登場したエピソードは旧鋼の中でも
- サイレーンのコスチュームがキャッツアイのそれ
- この時代と世界にはまず存在してなさそうなカツ丼が出てくる
- エドたちに協力を求めた警部(CV:立木文彦)の見た目が某とっつぁんにしか見えない
- サイレーンが職場をギャグマンガのノリで爆破していく
…と言った具合で特に演出・設定・展開にツッコミどころ満載なギャグ回として有名。