概要
「はじめの一歩」のエピソードの一つ。原作45~46巻(鷹村VSホーク戦直後)、アニメ第3期「Rising」の第22~25話(鷹村VSイーグル戦直後)までが該当する。そのため導入部が少しアニメと原作とで異なる。
いわゆる番外編であり、主人公たちの師・鴨川源二とその親友・猫田銀八の青春時代を描いた回想編である。
あらすじ
昭和22年、東京___敗戦から2年が経ち、日本は復興を遂げていた。軍の解体と共に職を失った鴨川と猫田は野原でリングを作り、「拳闘」を開催して日銭を稼ぐ日々を送っていたが、そんなある日、元世界5位の米兵ラルフ・アンダーソンが来訪。日本の拳闘士たちを「ボクシング」で次々に倒し荒稼ぎしていた。敗戦国・日本を見下すアンダーソンに怒りを募らせる二人だったが、そこで米兵たちが投げ込むお菓子に一人だけ手を伸ばさない美少女を見つける。
少女の名はユキ。美しく芯の強い彼女に鴨川と猫田は引かれていくが、ある日の夜、アンダーソンにちょっかいを出されていた彼女を救おうとし、返り討ちに遭う。二人は日本の誇りとユキの笑顔を取り戻すため、アンダーソンをリングの上で倒すことを決意する…。