概要
横濱高校に在籍する2年B組の生徒。バドミントン部に所属している、常時ハイテンションで明るい女子。
同じ部活でクラスも一緒の柊カレンとはよく行動を共にしており、大切な友人として接している。
カレンの方も、その言動に苦言を呈することもあるもののその前向きさを評価している。
また、白鳥聖と入れ替わった黒瀬良太郎の策略で精神的なゆとりを持てなくなっていた森野くるみを気遣うなどの優しさを見せることもあった。
カレンと同様、度々情報を提供するなど黒瀬に協力し、雪田清子の捜索の際にはカレンに同行し、雪田が勤める旅館を突き止めている。
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【警告】これより先、漫画のネタバレ注意!!
真実
物語後半で、白鳥聖の共犯者の1人、通称「狸」の正体であることが発覚した。
友人として接する一方、真面目さや強さを持つカレンを内心では強く憎んでおり排除しようと画策していた。
その本性は非常に残忍且つ狡猾で、遊井学や白鳥から「狸」と称されるように明るく優しい性格を取り繕い、裏では様々な悪事に手を染めてきた。
物語開始以前、カレンにバレないよう雪田のイジメに便乗し、黒瀬が飼育を担当していたピョン吉を殺害した真犯人であることが明かされている。
物語中盤、遊井の死を機に接触してきた黒瀬(中身は白鳥)の思想に共感し手を組んでからは、白鳥の共犯者として暗躍してきた。
しかし、気に入らない相手を暴力に訴えてでも排除するなど白鳥以上に残忍な面が目立ち始め、慎重にシナリオを進める白鳥と決裂しウサギ小屋の放火事件を引き起こす、くるみに瀕死の重傷を負わせるなど暴走していく。
横高の放火事件によって引き起こされた「戦争」では、カレンに自らの本性を明かし絶望させた上で殺害しようとするが、白鳥(中身は黒瀬)に阻まれ、拷問を受け全ての犯行を自白する。
その後、黒瀬に殺害されたと思われていたが……奇跡的に生き延び再び黒瀬や冴木薫を殺害しようと目論むも、火災で誤作動したシャッターに首を挟まれ、死亡した。
事件が落ち着いた後、くるみ・カレンへの殺人未遂と白鳥・冴木への傷害やウサギ小屋放火の余罪が報道されている。
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類似人物
草加雅人/レーベン・ゲネラール:両者共に「表裏の激しい性格」「因果応報な末路を迎えた」共通点を持つ。