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時代劇俳優殺人事件

じだいげきはいゆうさつじんじけん

名探偵コナンで起こった事件の一つ。原作にて高木渉刑事初登場の回である
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概要編集

黒の組織がらみではない事件だが、コナンファンの間では、良く記憶されている事件である。というのも、高木渉刑事が原作で初登場する記念すべき事件だからである。


今では警視庁の刑事の中で人気のある高木刑事だが、元々は目暮十三警部に事件の概要を説明する役であるアニメオリジナルキャラクターであり、当時アニメも視聴していた読者にも原作マンガに登場を驚かせていた。また、後に白鳥任三郎警部などのアニメや映画オリジナルキャラも次々に登場しているため、コナンの逆輸入で先駆けとなった登場人物でもある。


単行本18巻FILE.1「同じはずなのに…」の10ページ目にて、記念すべき初登場を飾る。離婚騒動で騒いでいた俳優の妻が殺害されたとかぎつけたマスコミがフロントまで押しかけてきて、一人では対応しきれないので、目暮警部に応援の電話をする所だった。なお、これが事件解決のヒントになってたりする。


この事件は序盤で犯人は土方幸三郎であると読者には分かる作りになっている。

しかしトリックは明かされず、「ずっとコナンたちと一緒にいた幸三郎が、ついさっき出会ったばかりの勇美をどうやって殺したのか? そして在室している沖田の目を盗み、そのベランダに遺体を放り込むことが出来たのか?」というトリックの謎を追っていく流れとなっている。


コナンも最初は完全にトリックに騙され、「おっちゃんの言う通り、犯人はこの人(沖田)でちがいなさそーだな」と判断するなど、なかなか興味深いシーンがある。


あらすじ編集

毛利小五郎は、俳優の土方幸三郎から依頼を受ける。

幸三郎は、時代劇しか出ないことを売りにしていた俳優であったが、最近は落ち目であった。背に腹は代えられず、次の役は探偵役と決まっており、小五郎に探偵としての心得を教えてくれと依頼してきたのだった。


小五郎は毛利蘭江戸川コナンとともに、幸三郎と合流後に自宅のマンションに向かう。そこでは、隣人である沖田一や、幸三郎の妻の永倉勇美に出会う。なお、幸三郎は、妻の勇美と離婚問題を抱えており、勇美は沖田と不倫をしているという噂があった。

そして、幸三郎の自室に入り、小五郎たちと話していると、長めの良いベランダからの景色の話題となる。幸三郎は、小五郎たちをベランダに連れ出す。すると、隣の沖田の部屋から、勇美がベランダに倒れこんだのを目撃する。


全員が、慌てて沖田の部屋に向かうも、反応はない。小五郎たちは、合鍵をもらいにフロントに行き、蘭は警察を呼ぶ。そして沖田の部屋に踏み込むと、あっさりと沖田は出てきた。


幸三郎たちは沖田の部屋に踏み込み、そしてベランダに向かうと、そこには勇美の死体があった。


どう考えても犯人は沖田であり、コナンも最初はそう判断した。しかし、幸三郎は泣きながらも奇妙な笑みを浮かべるのであった。


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