概要
2013年にフジテレビ系列の木曜ドラマ枠で放送されたドラマ。
30代になり、1人の環境を望み離婚する夫婦が増えているという現代の結婚事情を背景に30代の結婚観を通して、離婚や結婚、家族について描くコメディドラマ。主演は瑛太。
脚本は坂元裕二。
反響を受け、2014年2月8日には、連続ドラマの1年後を描くスペシャルドラマ『最高の離婚Special 2014』が放送された。
2018年に韓国でリメイクされた。
登場人物
- 濱崎光生(演:瑛太)
自動販売機設置会社の営業部社員。神経質で理屈っぽく細かい性格。人の気持ちを察することを苦手としており、よくデリカシーのない発言をしてしまう。家事全般が得意で妻が散らかした部屋を小言を言いながら片づけている。
人と関わることよりも動物と接する方が好き。盆栽が趣味。名前を「はまざき」と読み間違えられることが多いがそのたびに「はまさき」だと訂正している。
結夏と結婚するが、望む将来の根本的な理想像の違い(子供が欲しいか、それとも2人のままでいいかなど)からすっかり関係は冷えきってしまい離婚を切り出される。
- 濱崎結夏→星野結夏(演:尾野真千子)
光生の妻。静岡県富士宮市出身。旧姓は星野。光生の祖父が開業した「かめちゃんクリーニング店」の経営を引き継ぐ。夫に比べて大雑把で陽気な性格。家事が苦手で自分の当番の日に洗濯物を取り込むことをよく忘れるため、そのたびに光生から嫌味を言われる。プロレス観戦と三浦春馬が大好き。
- 上原灯里(演:真木よう子)
女性専用のアロマテラピー&タイ古式マッサージ店「Se Terang」を営んでいる。旧姓:紺野。青森県八戸市出身。光生の元恋人で、大学時代に付き合っていた。光生が突然、ぎっくり腰になった縁で彼と再会する。一見大人しそうに見えるが、実はやや毒舌家であり、キレると怖い。
諒と結婚しているが、諒の浮気性と事実婚状態のままでも普通に生活できていたことを理由に不平不満を口にしないようになっている。
- 上原諒(演:綾野剛)
灯里の夫。美術大学の講師。結夏が働いているクリーニング店に、妻には見せられない浮気相手との痕跡が残っている洗濯物を出している。他人に対して丁寧に接しながらも、一方で冷めた部分もあるなどの二面性があり、掴みどころがない人物。灯里と交際しながらも、複数の女性と関係を持っていた。
灯里とは事実婚状態のままであるが、その理由が「本来決まった日に役所に提出する予定だった婚姻届を当日のトラブルのせいですっかり提出し忘れてしまったものの、その後も問題なく生活できていたため、出すのもめんどくさくなった。」ことだった。
こんなこともあり、灯里の本音に向き合うのを避けている。
余談
第10話で都並竜也(演:佐藤祐基)というAVのスカウトマンが登場したが、そのメールアドレスの一部が「tsunami-lucky」となっていたことから「東日本大震災の被災者を煽っている」と物議を醸した。