プロフィール
ボイスドラマや広告、ナレーションやYouTube漫画動画等で活動する女性声優。
千葉県生まれ。
概要
日本の女性声優・ナレーター。
デザイン業や音響、音声編集、作家活動なども行っている。医療系の国家資格を持っている(種類は明言していない)。
声優としては、ハイテンションの振り切った役や、さまざまな声色、技術を使い分け幅広い役柄を演じている。声質と役柄の広さに定評があり、様々な声質を用いている
純粋な声のイメージだけで演技を楽しんでほしいという方針から顔や年齢は公開していない。
所属はフリー。ASUNAREに名前があるが、こちらは業務提携であって所属ではない。
他にもいくつか仲介や業務提携を通じて仕事をしている。
経歴
もともと職業として声優になるつもりはなく、会社員の傍ら趣味で演劇活動をしていたところ、その声質や演技の幅から声優の仲介会社に声をかけられ仕事をもらうようになった。
初めて地上波で声が流れたのは、オンラインクレーンゲームトレゾーのCM。
その後は声優、ナレーターを本業に切り替え精力的に活動。
声の演技が好きになった理由は、自身の背が低く(150㎝以下とのこと)、声も低いので本体で演じるような舞台系だと演じられる幅があまりなかったが、声の演技であれば性別や年齢問わず色々な役を演じられるから。
地声が低いため、活動当初は声変わり前の男子の役しか獲得できなかったが、それが嫌で数年女子の声を特訓した結果、幅広い声質で演じられるようになった。
YouTubeの人気チャンネルモナ・リザの戯言でキャラクター全員の声優として有名になり、そのハイテンションなアテレコやアドリブからモナ・リザのファンに絶大な人気を獲得し、2019年下旬以降ほぼ全ての動画の声優を担当している。
漫画動画出演の歴史は実は長く、コピペ漫画動画が大量に出回っていた時代から界隈に参入していた。
公式HPや提携先のサイトをみるとナレーションやキャラクターボイスなど数々の実績を見ることができる。
人物
仲の良い兄がいる。父親は2021時点で「わりと最近亡くなった」と配信中に発言している。
幼少期テレビを見る環境がなく、同年代が見ていたアニメをほとんど知らない。
シャチが大好き。自身のイメージイラストにも度々シャチが描かれる。
デザイン業も行っており、CDジャケットやロゴデザイン等を手掛けている。
自身のグッズはすべて本人がデザインしている(イラストは別)。
顔出ししない事に強いこだわりを持っており、自身のHPで引き受けられない仕事に「声以外(有村本体)の出演」と3回以上書かれている上にさらに「顔出ししません」と改めて大きく書いている程。
検索すると人物の写真がたくさん出てくるがそれは同名で活動する写真家が撮影した別人なので注意。
特記する漫画動画
モナ・リザの戯言
2019年下旬以降ほぼ全ての動画の声優を担当している。
当時から、「漫画動画は視聴者が文字を読む速度とナレーションの声の速度が合っていない」と感じていたそうで、漫画動画や動画にセリフが表示される動画はアップテンポで演じるようにしている。
アドリブを始めた理由は、漫画動画が大量に出回り始めた時にコメント欄で「声を聞かずに漫画だけ読んでいる」という声を多く目にし、
「聞いてないならセリフと違う事を言ったりこっそり遊んでもバレないのではないか」と思ったため。
当時はいくつかの漫画動画チャンネルに出演していたが、モナ・リザの運営と一番仲が良く、かつ作風にアドリブがあっていると感じ「アドリブをしてもいいか」と聞いたところ快諾してもらえたからアドリブをはじめた。
その後モナ・リザのコメント欄で声優がセリフにない事を喋っていると話題になり、結果声とセリフのギャップやアドリブを楽しむ層が現在の漫画動画でもかなり増えたといえる。
モナ・リザの好きなキャラクターはモチとカッパとカクカクのシカさん。なお男性キャラクターでは見た目だけならゲンが1番好きとのこと。
地声がソラだと思われている事が多く、地声がコウジ寄りな事が発覚した時のリスナーの反応を見ることが好きと発言している。
アドリブを始めた理由もそうだが、本人のいたずら好きな性格が垣間見える。
スカッとLINE
2020年10月28日の回からスカッとLINEにて小日向凛のち相沢凛役としても出演するようになったが、2023年11月24日の回が(総集編以外では)事実上最後の出演回となっている。こちらではモナ・リザの時と違って凛以外の役を演じることはなく、「ヒューマンバグ大学」や「バグアカデミア」の佐竹博文・鬼頭丈二・小峠華太役などで知られるヤシロこーいち氏が演じる悪役と対決するパターンも多い。