妖怪
奈良県の吉野地方や兵庫県の山間部や森の中にいるとされる妖怪の一種。
小さい子供のような姿をしており、木の葉で作った服、あるいは青色の衣を着ている。
山童の一種と言われており、人間には薄ぼんやりとした影の様に見えるため、いるのかいないのかはっきりしないが、普段は群れを成して遊んでいるとされる。
また、樵や山仕事を生業としている人々は時々出会うことがあるため、それほど珍しくない存在で、人に危害を加えるような事は無いが油断していると悪戯されてしまうことがあるので、そのような時は棒切れを持って追い払うという。
「ゲゲゲの鬼太郎」の木の子
「ゲゲゲの鬼太郎」の原作および、アニメ第3期、第6期のゲスト妖怪。
伝承では山童の一種とされているが、本作では森の精霊という設定となっており、彼らの住んでいる森は人間界とは別の次元にあるので人間が滅多に迷い込むことは無い(ただし6期の設定では精霊や妖怪ならばいつでも自由に出入りが可能であるらしい)。
また、第6期では時間の流れも人限界とではまるっきり違っているという設定となっている。
アニメ3期では、木葉を舞わせた暴風を発射できる。
アニメ第6期では第52話「少女失踪! 木の子の森」に登場した。