曖昧さ回避
概要
忍者が使う忍術の1つで、身を隠すために使う隠形術(隠れ身)の1つ。
草むらの中や立ち木の陰に身を隠して追手等を撒くというシンプルな逃走法だが、暗い色合いの忍装束姿で闇夜や薄暗い森の中でこういった方法で隠れられては発見は困難だということは容易に想像できる。
創作物等のフィクションでは風で木の葉や枯れ葉を舞い上がらせて、相手の視界を奪いその間に逃走したり敵の隙を付くという術になっていることが多い。
木の葉と共に痺れ薬をまき散らしたり、葉に火を付けて敵を燃やしたりするバリエーションも存在する。
横山光輝の漫画『伊賀の影丸』主人公影丸の得意技として知られており、以降の木の葉隠れの術はこの影丸のイメージが根付いたものと言われている。