CV:神保なおみ
概要
『Dr.スランプ』に登場するキャラクター。木緑あかねの姉で、喫茶店コーヒーポットを経営している。運転はものすごく荒く、スーパードライバーである。
則巻千兵衛の唯一の女友達で、当初、千兵衛と一緒に映画に行くなど親しくしていた。
則巻アラレが(製作者である千兵衛博士以外で)最初に接触した人類であり、アラレの名前や年齢などの『設定』はあおいとの会話中に即興で決められた。
またガッちゃんが孵化した際、千兵衛はあおいに母乳の提供を求めて断られている。
10年後の未来では、コーヒーポットの経営をあかねに譲っている。あおい本人の消息については言及されておらず、どこかで所帯を持っていると考えるのが妥当か。
作中での扱い
Dr.スランプのタイトルどおり千兵衛が主役を務めていた当時は、『絶世の美女で憧れの的であるみどり』と『際どいジョークを交す悪友としてのあおい』というタイプの異なるダブルヒロインの構図であったのだが、主役がアラレに移行したことで直接の関わりが少ないあおいの出番は急激に減少している。
リメイク版では原作で葵が出演しているシーンもほとんどが他のキャラクターに差し替えられているため、原作よりもさらに影の薄い人物となっている。
なお、空豆クリキントンも『アラレの親友の保護者で千兵衛の悪友』という立場は変わらないが、ギャグキャラとしての使い勝手がよく、アラレのファンであることを公称している事もあり、登場回数はそれほど減っていない。
漫画の登場人物としては冷遇されているが、逆に出番が確保されているみどりは急激にアホが進行し、千兵衛と結婚して長男ターボを授かる頃には則巻家の一員として何処に出しても恥ずかしくないレベルになっていたことを考えれば、出番が少ないほうが扱いとしてはマシだったといえなくもない。