概要
トラマイタグの派生であり、未来世界のキャラクターである未来トランクスと未来マイの二人を描いた作品に付けられるタグ。
「神と神」で突如誕生したトランクスとマイのカップリングが、人気の高い未来世界編にも成立した。
現代世界の二人の場合はこちら→現トラマイ
動向
ゴクウブラックの出現によって破滅を迎えつつある未来世界でマイは数少ないレジスタンスの中心人物であり、残された超戦士トランクスと協力して絶望への反抗に身を投じていた(他のピラフ一味については、トランクスと面識がなく詳細不明)。
仙豆もなく治療物資さえままならない劣悪な環境下でも傷を負ったトランクスを献身的に介抱し、「父さんさえ生きていれば」と自信喪失しかける彼を励ますなど、師匠悟飯を失い、拠り所であった母ブルマも殺され、たった一人で地球の命運を背負い続けるトランクスにとって、マイは心身ともに支え続けてくれる非常に重要な存在となっている。
「トランクスは人類の希望! トランクスがいるから私たちも諦めないでいられるんだ!!」
本来であればマイはトランクスと共にタイムマシンで17年前の過去に向かう計画だったが、直前にゴクウブラックが襲撃。トランクスを絶対に過去へ送り届けようと囮を買って出たマイは、ゴクウブラックの攻撃によって爆風で吹き飛ばされ絶命したかと思われていたが、気絶していただけで無事に生存。(※1)
トランクスと再会を果たした時はお互いに真っ先に駆け寄り合い、手を握って泣きそうになるトランクスを頬を染めつつ冗談めかして窘めた。
因みに、ベジータからは「お前にはその娘がいるだろ。万が一ヤバそうになったら、お前らだけでも過去に戻るんだぞ」と釘を刺されており、その際は二人揃って真っ赤になって「そんな関係じゃ…」と否定しているが、傍から見れば完全に父親公認のカップルである。
それでなくても、トランクスの求める理想の平和はありきたりで平凡な、それでいて暖かな家庭であり、その中には母ブルマのみならず、穏やかに笑顔を浮かべるマイの姿が…。
※1:実際には、トランクスの治癒能力によって命をとりとめた。
ゴクウブラックの出現前に巻き起こったバビディ一味との戦いの中で、トランクスがダーブラを封印する力を身につけるために界王神に師事した結果、本人も気付かないままキビトと同じ治癒の力が宿り、それを無意識に発動していた。
余談
未来世界でもマイの外見が若い理由は謎だったが、イベントで配布された公式ガイドブック収録の読切漫画で経緯が判明。この話は漫画版超の2巻に収録されており、現在でも読むことができる。
ピッコロが人造人間に倒される前にピラフ一味がドラゴンボールを集めきり、ピラフが神龍に「オレたちをうんとうーんと若くしてくれ」と願い事を言った結果、若返り過ぎて赤ん坊になってしまった。 なお若返りの願いに関してはピラフの独断だったらしく、マイは「え?」、シュウは「南の都近くに怪物が出たって聞きましたけど…こんな時にいいんでしょうか こんな願いをして…」と困惑している。(直後にピッコロが殺害されたため、これが未来時空における最後の願いとなってしまった)
その後、ドラゴンレーダーの反応を頼りに駆けつけたブルマと悟飯(未来)に遭遇する。この時赤ん坊のトランクスがブルマに背負われており、これが未来トランクスとマイの最初の出会いになった。
願いを叶え、ブルマたちと遭遇した後はピラフ一味はその場から逃走しようとしていたが、それ以降どうなったかは漫画では不明である。
このため、原作の人造人間編でも、未来トランクスは既にマイとは関係があったことになるが、当初はピラフ一味が居候していなかった(有り体に言えばトラマイの構想がなかった)ためか、トランクスからの言及はない。