概要
『ドラゴンボール』シリーズの登場人物であるトランクスとマイ(ピラフ一味のひとり)の公式カップリングを描いたイラストに使用されるタグ。
一応2人とも原作出身のキャラではあるものの、トランクスの登場時にはとうにピラフ一味の出番は終了しており、アニオリやその他のメディアミックスを含めても、両者の接点は皆無だった。
しかし、超に繋がるリブート作品の第一作『ドラゴンボールZ 神と神』でまさかの成立、公式化。
トランクスの初登場が1991年、『神と神』上映が2013年と、なんと約22年の時を経て誕生という(現実の視点から見て)超遅咲きの恋である。
また、正史である未来世界においても2人のカプが成立している→未トラマイ
経緯
「神と神」のトラマイ
劇場版『ドラゴンボールZ 神と神』にて、ドラゴンボールの願いにより若返りすぎて幼女化したマイに、少年トランクス(現代)が一目惚れし、終盤ではヤシの木の上でデートもしている。
続編『復活の「F」』ではマイがトランクスをボーイフレンドだと公言している。
このカップリングは原作者の鳥山明発案であり、
→元々ただの泥棒であったキャラが、鳥山氏の提案でピラフ一味に置き換わった。
→「誰かと絡ませないとすぐ消えちゃいそうだから」という理由で恋愛要素が足された。
という流れである。
また、復活のFの劇場来場特典である「F巻」において、「トランクスとマイの交際は続いてはいますが、(ピラフ一味に)放浪癖があるので一緒に住んだりはしません。どうしてもひもじくなると3人で食事を頂きにやってきたりします」との鳥山氏コメントが掲載されている。
「“未来”トランクス編」のトラマイ
しかし、同じ時系列を描いたテレビアニメ『ドラゴンボール超』では、少年トランクスとマイは顔をあわせることはあるものの、恋愛に発展することはなかった。
と思われたが、
2016年6月から始まった新シリーズ「“未来”トランクス編」では、未来の荒廃した地球を舞台に、未来トランクス(「人造人間・セル編」の青年トランクスと同一人物)と大人の姿のマイ(未来マイ)がそろって登場、共闘しタメ口で話し合う姿が描かれた。二人がどういう関係なのかは、ストーリーが進めば次第に明らかになるだろう。→未トラマイ
同編では、現代の少年トランクスと少女マイ(とピラフとシュウ)はカプセルコーポレーションにて同居している。同居のきっかけとなったトランクスの台詞(「行くところがないならうちに来なよ」)は、かつてブルマが行き場所のないベジータを自宅に招く際に告げた台詞と似ておりオマージュかと思われる。→現トラマイ
また、未来トランクスが少女マイに未来マイの面影を見て気遣い接しているうちに、少女マイが勘違いして未来トランクスに惚れてしまい、その二人の様子を横から少年トランクスがヤキモキしているという、奇妙な四角関係になっている。
ちなみに『神と神』の時点で、マイは実年齢41歳(詐称疑惑あり)、トランクスは12歳であり、およそ29歳差カップルということになる。
関連イラスト
『神と神』のような少年少女の初々しいやりとりを描いたたもの、「“未来”トランクス編」のような大人同士の信頼関係を描いたもの、などいろんなイラストが投稿されている。
関連タグ
ドラゴンボール 神と神 ドラゴンボール超 “未来”トランクス編
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