概要
『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空とヒロイン・ブルマの非公式カップリングである。
冒頭から登場している主人公とヒロインが、一つも恋愛に発展せず、カップルにもならなかったという組み合わせであった。なお年齢は悟空よりブルマが4歳年上である。
かよわい女の子とそれを守る小さな用心棒という関係からスタートし、道中でブルマがヤムチャとカップル成立。流れでブルマは悟空の大猿変化を知るも関係は変わらず、修行に出るため断られたが「かわいいからモテる」と都に誘っている。以降は昔のよしみで、武術専門の悟空が武術だけでは困難な局面に差し掛かると、メカニック担当のブルマが助けの手を差し伸べるという関係が続いた。
ただ、それらしいフラグが全然なかったのかというとそういうわけではなかった。悟空がブルマに対してキンタマクラとか◯がねえ●ンもねえとか普通ならもうお嫁に行けないお嫁に行くしかないレベルのことをしていたり(実際それが原因でチチが悟空の元にお嫁になりに行くのだが)、成長してたくましくなった悟空を見たブルマがヤムチャを選んだことを少し後悔したり…。
結局、互いにそれぞれ伴侶を持ったので、ここでカップリングの話はおしまい。
最終的には悟空が5年くらい顔を見せずに怒られたり、映画「神と神」でブルマの誕生日パーティーをすっぽかしそうになって焦ったり……と概ね成人後の姉弟のような関係に落ち着いた。
当時の担当編集者鳥嶋和彦(Dr.マシリトのモデル。現集英社専務取締役)が、悟空とブルマをくっつけさせようと主張していたが、鳥山明は断固としてつっぱねて悟空をチチとくっつけたのは有名な話である。