概要
1964年6月23日生まれ、大阪府枚方市出身。
清風高等学校、大阪商業大学を経て1987年、ガンバ大阪の前身である松下電器産業サッカー部に入団。当初は1学年上の正GKの控えであったが、移籍もあって正GKの座を奪取。
1993年のJリーグ発足後に注目され、弱小ながら出番も多く人気もあった。
1993年7月7日のサンフレッチェ広島戦において、後半終了直前のコーナーキックの競り合いで田口禎則と激しく接触し、腎臓破裂で腎臓の4分の1を摘出。
しかし7か月後には復帰、再び正GKとしてピッチに立つ。さらにファルカンが監督を務めていた日本代表に選出された。(キャップ3)
クラブではその後もチームの顔として活躍するも、1996年にヨジップ・クゼ監督との確執から、1996年の中盤以降は出場機会が激減していた。
1997年シーズン途中にヴェルディ川崎へレンタル移籍。終了後、G大阪からはコーチ就任を打診されたが現役続行を選び、1998年はV川崎に完全移籍。1999年はシーズン前に正GKが腰痛を再発させたことからレギュラーに定着。2001年を最後に引退するまで活躍した。(Jリーグの通算209試合出場)
引退後、2003年から吉本興業(後にホリプロ)とマネジメント契約を締結。一時は『すぽると!』(フジテレビ)『GAMBA TV』『ちちんぷいぷい』(いずれも毎日放送)などのテレビ番組にサッカー解説者として出演。
その傍らで2003年からは一時、京都産業大学や東海大学付属仰星高等学校のサッカー部でコーチを務めた。
2005年にJFA公認S級指導者ライセンスを取得、2012年8月3日付でなでしこリーグ・スペランツァFC大阪高槻の監督に就任。
契約期間の満了を理由に、2016年12月9日付で監督職を退任すると千葉県立白井高等学校のサッカー部でコーチを務めている。
2016年に監督退任後、スペランツァFC監督在任中の主力選手(FW)だった丸山桂里奈も現役引退し、退団後のホリプロでの活動がきっかけで2020年から交際を開始、2020年9月4日に東京の区役所に婚姻届けを提出し、翌日の「第31回東京ガールズコレクション」(さいたまスーパーアリーナ)へゲストモデルとして揃って出演。「本物の結婚式」をテーマに設けられた「マイナビウェディングステージ」で、神父役の前園真聖(サッカー日本代表及びヴェルディ選手時代のチームメイト)を前に結婚を初めて公表した。(本並にとっては再婚、丸山にとっては初婚。)
結婚後も「ラヴィット!」などバラエティ番組にに夫婦で共演する機会が多いが、サッカー解説もやっている。