概要
小学校4年生の時から親の影響でテニスを始め、高校の時国体でテニスの少年男子ダブルスで優勝。筑波大学体育専門学群にスポーツ推薦で入学したが在学中は弁護士を目指し、法学専攻の第一学群社会学類法学主専攻へ転部を試みるも認められず6年で中退。
大学在学中、民主党の鳩山由紀夫事務所やキャバクラ(正確には『スナック』)でアルバイトをしていたが、中退後は派遣社員でビル清掃員の仕事をしていた。その後縁あって外資系証券会社の契約社員になる。
2005年の自由民主党の公式サイトをみて候補者公募を知り応募、公募に合格した。同年9月11日の第44回衆議院議員総選挙で、比例南関東ブロック35位で出馬。同ブロックの多くの候補者が次々と小選挙区で当選し、順位が繰り上がった事から当選した。
だが当選直後に「料亭に行きたい」「BMWが買える」などこれから国会議員になる人らしからぬ奔放な発言が注目され、取材対応中に自民党の武部勤幹事長から注意を受け、後に謝罪会見を開いた。初当選から謝罪会見までのスピードは国政レベルでは史上最速であろう。しかも法に触れたり、差別的な発言をしたわけでもなく、ただ幼稚な発言が理由という他に例のない事態であった。これ以後、世間では下の名前で呼ばれがちになり、何かと注目されるネタキャラのような存在になってしまった。
2009年まで衆議院議員を務め、非議員時代の2010年6月3日、当時のたちあがれ日本が、第22回参議院議員通常選挙の比例代表候補に杉村を擁立すると発表して、同日杉村は自民党に離党届を提出、出馬したが落選した。
落選後は、テレビの出演依頼を受けCMやTVバラエティ番組などに出演するようになり、「薄口政治評論家」として活動。2016年、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科後期博士課程に合格し入学。また自身で会社を立ち上げ、投資家・タレント・政治評論家としてマルチに活動をしている。