「先に進みましょう。宴会は大勝利の後に取っておきます。」
「握り飯だよ。食べるかい?」
……
「そういうところだぞ村正ぁーーー!」
概要
『Fate/Grand Order』における千子村正とアルトリア・キャスター(通称、キャストリア)のカップリング。
村正については屍山血河舞台下総国およびカルデアで召喚された時のセイバーと、第二部以降で活躍するアルターエゴの2クラスが有り、本人曰く性格面にも若干の違いがあるらしいが、容姿も同じでありカルデア村正もアルターエゴ時代の記憶を有しているかのような台詞があるからか、当タグにおいては両者は特に区別されていない。但し、カルデアの村正はブリテン異聞帯におけるキャストリアの事を一切覚えていないため、二次創作の際は注意。
実装当初~本編で共演以前
キャストリアの実装直後から、下記のような理由からかカップリングが成され、タグを利用した2人のイラストが投稿され始めた。
- 疑似士剣。村正は衛宮士郎の肉体を依代とした疑似サーヴァントであり、キャストリアはアルトリア・ペンドラゴンと同じ容姿と名前を持つため、Fate/stay nightにおける公式カップリングの1ルートである士剣の疑似再現、ないしジェネリックカップルとして楽しむ事ができた。なお、オリジナルとの共通点も相違点も諸々なので要注意。詳しくは四人各自のページを参照してください。村正の登場以前は大体礼装で我慢しました。
- キャストリアは2020年8月の実装と2部6章の登場以降、村正は2部5章(&6章)の再登場と2021年1月の実装以降で、個性が段々確立されていた時期がかなり近い。
- 片方はArts全体宝具の中でも適応性が高い使い手、もう片方は破格的なArtsサポーター。周回に向くだけではなく、対応できるギミックも色々。よく使われるパーティとして覚えられる。
- 2部5章のシナリオから察すると、6章で絡みを期待できそう。できた。
キャストリアは実装当初は、ストーリー中での登場はなく村正含め誰とも絡みが無かった。村正からはマイルームボイスでアルトリアシリーズ共通の台詞があったが、どういう訳かキャストリアはアルトリアシリーズに含まれていないのか、彼女のみを所持している場合は台詞が発生しない
2人セットでの登場は、キャストリアのストーリー登場に先駆けて期間限定イベントアキハバラ・エクスプロージョン!が初となる。
とらのあななどをイメージしたオタク向け書店の背景にて、他の様々なFGOキャラクター商品と共に村正とキャストリアの2人だけが写った店内吊り広告が登場した。
本編での登場(第二部第六章のネタバレ注意)
2人の出会いは、意外にもキャストリアが本編に初登場した妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェにて早くも実現した。
異星の神に仕えるアルターエゴ・千子村正は第六異聞帯の王の抹殺を命じられるが、妖精騎士ランスロットに阻まれ失敗。人身売買の商品として捕らえられオークションにかけられたところをオベロンの資金を使ったキャストリアに落札され、以後彼女に買われた用心棒として旅に加わる。
気持ちの面でまだ未熟なキャストリアが鼓舞を受けてやる気を出している場面で、村正から年長者(というか本人としては老人)として現実的な指摘をして水を差した辺りから徐々にキャストリアが村正に対して反抗的になってゆく。その流れで
「それ見ろ村正ァ!」
記事冒頭の台詞が飛び出し、2人の関係の方向性が定まった。
ちなみに出会った当初から呼び捨てというわけではなく、普段のキャストリアは「村正さん」とさん付けで呼んでいる。
その姿はさながらおじいちゃんと反抗期の孫娘とも、あるいは大人びた男子と負けず嫌いな女子とも取れる。
士剣とは縁を感じつつも似て非なる関係性として魅力的なカップリングである。「村正ァ!」という言い回しは原作者も気に入っている模様。
因みにキャストリアの怒ったときになるギザ歯だが、staynight本編ではセイバーもコミカルに怒る際になる。一種の武内氏の絵の特徴と言え、藤村や凛がとくに多く、hollowではランサーもなる。FGOのアルトリア(セイバー)にはこの表情差分が無かったため、そこがまたノスタルジーを感じさせる要因となっている。
関連タグ
千子村正(Fate) 千子村正(アルターエゴ) アルトリア・キャスター