村八分(バンド)
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むらはちぶ
かつて存在したロックバンド。
かつて存在したロックバンド。
日本におけるロックバンドのはしりと言われている。
1969年に京都府で結成。
散発的に各地でライブを敢行した後、僅か4年後の1973年に解散。
後に再結成をしたこともあったが、やはり短期間で解散している。
活動期間が短いわりにメンバーの入れ替わりが激しく、特にドラムとベースは時期によって演奏者が異なる。
日本にロックを根付かせた伝説的な存在として、未だに熱狂的なファンが存在する。
ただし、主要メンバーは現時点で全員死去しており、活動再開は不可能となっている。
解散直前のラインナップ。
- メンバーのパンクなルックスは当時としては異端的であり、後発のロックバンドに多大な影響を与えた。特に山口はハーフ特有の顔立ちもあり、目立つ存在だった。
- 京都大学や慶應義塾大学などの有名大学でライブを行ったことがある。これは当時日本に大型のライブハウスが無かったためで、さほど珍しい事ではなかった。
- 曲名は「あッ!!」「のうみそ半分」「鼻からちょうちん」などと、珍妙なものばかりであった。
- 上記の「あッ!!」には、「かたわ」「めくら」「びっこ」など、現在では差別用語とされる単語がちりばめられている。NHKでは村八分の楽曲は放送禁止になっているらしい。
- バンドとしては非常に不安定で、いきなり歌詞を変えたり歌わなかったり、客と喧嘩することすらあった。しかし、そのようないい加減さに魅了されたファンも多く、後まで語り継がれる一因となった。
- 京都市内にある柴田の墓には、「くたびれて」の歌詞が彫り込まれている。
- 1973年に発売されたファーストアルバム『ライブ』は、半世紀を経た現在でも購入可能なロングセラーとなっている。
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