概要
身長165㎝、体重50㎏とやや小柄だが生まれながらの怪力を持ち、一振りでチンピラを上空十数mまで打ち上げたり、右腕一本で人間のぶら下がった鉤縄を一本釣りしたりできるほどの馬鹿力を持つが、非常に気が弱く動転しやすい性格のため、指摘されるまで気が付かなかった。
父親・村山斬之助は名だたる剣豪であったが、既に死別している。その血筋を疎んだ心無い不良によりいじめの対象にされることも多かったため、孤立した少年時代を送っていた。
しかし心の奥底にはもう一つの凶暴な人格を持っており、こちらに目覚めると一人称が「俺」になり言葉使いも悪くなる。また、この状態になれば身体能力は上昇し、目つきも鋭くなる。
武器
研無刀を参照。
作中の台詞から察するに父親の遺品のようである。
読切版との差異
『SWOT』2巻に収録されている読切版『斬』では普通の日本刀を使用しており、ラストシーンでは悪役を正当防衛とはいえ殺害して終わっている。そのため、連載会議で「高校が舞台なら真剣はやめてほしい」というダメ出しを受けて急遽研無刀の設定を入れたらしい。