声-大西健晴
実写版キャスト-安田顕
4月11日生まれ。おひつじ座。身長175cm、体重62kg。
江戸随一の刀匠・村田仁鉄の息子。父の後を継ぎ、妹の鉄子と共に刀鍛冶を営んでいた。長い黒髪を総髪にしており、人の話を聞かずに大声で喋るのが特徴。鍛冶屋としての腕は決して悪くはないようだが、モブ曰く「普通に食っていく分には困らない」レベルだと言われていた。
父を越えるべく、剣以外のものを捨ててまで、生前父が打った刀「紅桜」を機械と融合させ、対戦艦用機械(からくり)機動兵器として開発した。紅桜に「斬れない物は無い」「自分の全て」と豪語するほどの自信を持っており、それが折れた時自分には刀匠として何も残らないと思っていた。暴走した似蔵の攻撃から鉄子をかばって致命傷を負い、己の過ちを悟ると、鉄子に「良い鍛冶屋になれ」と言い残してこの世を去った。
仮に生き延びていたとしても鬼兵隊に加担した時点で(ましてや自らの打った刀で多くの人間が似蔵による辻斬りで死亡しているにもかかわらず「紅桜を使って貴殿らが何をしようと知ったことではない」とまで吐き捨てている)彼の社会的生命は無くなったも同然のため、どちらにしても彼には破滅の未来しかなかったと言え、皮肉にも最後は自らの打った刀で自らも命を落とす結末となった。
過去を鑑みても行った所業を考えると、お世辞にも同情の余地があるとは言い難いと言えるが、口では「刀以外に何もいらない」と言いながらただ1人の妹・鉄子に対する情だけは捨てていなかったのがせめてもの救いであった。
『3年Z組銀八先生』には銀魂高校の生徒としてリターンズにて登場。妹の鉄子と一緒に万斉プロデュースで吉原商文化祭の音楽コンテストに出場した。持ち歌は「紅ザク等」という謎の楽曲。
名前の由来は村田銃を発明した村田経芳。